■[ラノベ]踊らされた大捜査線「魔法科高校の劣等生 19 師族会議編 下」
魔法科高校の劣等生 (19) 師族会議編 (下) (電撃文庫)
著者/訳者:佐島勤
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2016-03-10 )
うーん、まさかこういう結末になるとは…
テロというのは仕掛ける側が圧倒的に有利とはいえ、
達也ならなんとかしてくれると思っていただけに、
最後の最後でUSNA軍に出し抜かれるとは思いませんでしたよ。
念入りに証拠隠滅されたけど、達也なら復元できるだろうから、
もしかしたらUSNA軍暗躍の証拠を握っている可能性もあるけど…
本文から読み解く限り難しいだろうなぁ。
それにしても達也のリミッターは深雪の封印だけではなく、
深雪の存在、そして深雪への愛情が原因だったとは…
以前達也は否定していたけれど間違いなくシスコンだよなぁ。(笑
そしてそのリミッター解除の方法だけど、
理屈ではわかるけれど、大変にうらやまけしからんものでした。
わかっていたけれど一条の入る隙は全くないよ… 諦めろ一条…
そしてシスコンといえば千葉家の長男ですが…
18巻の様子から危ぶんでいましたが、まさかこんな最期になろうとは…
実力は充分あったのに、あそこまで生命を冒涜する傀儡にされるだなんて、
達也と同じく魔法という存在のおぞましさを感じましたね。
エリカが可哀想だし、藤林さんも可哀想です…
それとは一転して一条将輝の一人称で語れる転校日記ですが、
これはこれでコミカルな感じがして微笑ましかったです。(笑
こういう番外編はアリでしょう。
ちょうど次巻は短編集みたいなので、
こういった達也たちとは別視点の短編集を次巻では楽しみたいと思います。
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