■[漫画]運命の決戦…!「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」6巻
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(6) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:大森藤ノ 九二枝 ヤスダ スズヒト
出版社:スクウェア・エニックス( 2016-03-25 )
作者サイト:92ブログ
作者twitter:九二枝(@92eda92)さん | Twitter
Kindle版:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (6)
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ダンまちは外伝はTVアニメ化で本編はOVAらしいですね。
しかしどちらの放映を待たずにこのコミカライズの面白さは最高潮を迎えています!
私がダンまちに惚れ込んだのはまだArcadiaでWeb連載をしていた頃に、
ミノタウロスとの決戦のエピソードを読んだ時なんですよね。
それだけにアニメでも一番注目していたシーンですし、
このコミカライズでも凄く注目していたんですよ。
で、そんな面倒くさい原作厨の私からしても最高の決戦でした!
まずリリから魔剣を奪ったカヌゥがミノタウロスに殺される序盤から良かったですが、
驚いたのがベルくんがミノタウロスへの恐怖に震えるシーンを見開きで描いたことです。
贅沢なページの使い方をすることにも驚きましたが、
この見開きがあることでベルくんがどれほどミノタウロスを恐れているか…
そのトラウマの強さと絶望感がビシビシと紙面から伝わってくるんですよね。
そしてだからこそ、その恐怖を克服して決戦を挑むベルくんの姿が輝くんですよね
恋し憧れる相手に格好悪いところは見せたくない。
そんな単純だけど、だからこそ強くて熱い理由で立ち上がり、
前へと進むとベルくんが本当に格好良かったです!
それに戦闘シーンも圧巻の一言!
特にラストのファイアボルト3連続のシーンは最高だったなぁ…!
原作でも一番盛り上がるシーンだったし、期待していたんですけど、
その期待に120%で応えてくれましたよ!
そうだよ! これだよ! これが見たかったんだよ!
と思わず読みながら叫んじゃないましたよ!
そんな風に原作を忠実になぞりながら漫画として非常に上手くまとまっていたし、
ベルくんが勝利した時のアイズたちの表情や、
ヘスティア様の慈しむ表情といった場面描写の補完も完璧だし、
本当に最高のコミカライズですよ!
次巻からはベルくんの兄貴分であるヴェルフが本格的に登場します。
仲間を得ることで更なる面白さを見せてくれることでしょう。
今から楽しみです。
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