■[漫画]妹たちの残照「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!」7巻
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! (7) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:ひろやま ひろし
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2016-03-24 )
作者サイト:TINY TREASURY
作者twitter:ひろやまひろし(@hiroshi_)さん | Twitter
Kindle版:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! (7)
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「Fate/stay night」のスピンオフとして始まった本作ですが、
頭空っぽになるアホなエピソードがあったかと思いきや、
Fateシリーズらしいどシリアスなエピソードもアリアリでした。
ですが、今回のエピソードは今までにないくらいどシリアスなFateです。
そしてどうしようもないくらいに衛宮士郎が主人公です。
それは冬木の聖杯戦争がアインツベルン主導で行われなかった世界。
衛宮切嗣は事故現場から士郎を救って育てながら世界平和を願い、
天然の願望機である朔月美遊を手に入れながらも使うこと能わず亡くなり、
後継者たる士郎は崩壊しかけた世界で後輩の間桐桜や生徒会長のジュリアンと過ごし、
穏やかな日常を過ごすことになるんだけど…
いやー、もうね…、桜が不憫すぎる…
バーサーカーになっていたことから予想はしていましたけど、
その予想を大きく上回る形で不憫すぎて切ない…
Heaven’s Feelと似たルートなんだけどこの世界には妹の美遊がいるため、
桜が選ばれることがないという時点で不憫だというのに、
それでも士郎のために献身的になろうとするも徒労に終わるという…
もう何から何までも不憫なんだけど、それもまた桜らしいというね…!
過去編はこの7巻だけでは終わりません。
このペースで行くなら次の8巻でやっと終わるかどうかでしょう。
イリヤ分が極端に低い状態にならざるをえませんが、
この作品がFateである限り避けては通れないシナリオなので、
固唾を呑んで続きを待ちたい所存であります。
タグ: Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!, TYPE-MOON, コンプエース, ひろやまひろし
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