■[ラノベ]素直なオオカミさんがぷりちーな「オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫」
オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫 (電撃文庫 お 8-11)
著者/訳者:沖田 雅
出版社:メディアワークス( 2008-02-10 )
定価:¥ 620
文庫
ISBN-10 : 4840241600
ISBN-13 : 9784840241601
第五次スーパー童話大戦「オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫」ですよ奥さん。
この作品は童話のキャラと設定に作者がゴッテリと味付けした学園ラブコメディです。
今回は「裸の王様」「ジャックと豆の木」「白雪姫」の3本が犠牲に。
どんな風に味付けされているかというと、人情でラブコメでむしろエロコメ?
「裸の王様」がストリーキングなナイスバディな女性ってことからお察し下さい?
んで「ジャックと豆の木」が元ネタのが良い意味で酷い。(笑
一言で述べるなら、男のエロに掛ける情熱のバカさ加減を極限まで高めた内容。
20年も掛けた壮大なパンチラと覗き計画には感極まったね!
これもひとつの風水なんではないでしょうか。(笑
迸る情熱と行動力に男として感激したよ。
まぁ、やってることは「バカ」そのものなんだけど。
逆に「白雪姫」の方は感動系の良いお話でしたね。
毒舌ロリなりんごさんが抱える重い事情に関する人情系のお話で、
ラストの白雪先輩とりんごの会話にはちょっと涙腺が緩んじゃいましたよ。
それでいてちゃんとコメディも入ってるので笑いも取れるのも良いですよね。
そして忘れてならないのがヒロイン大神さんの乙女の可愛さの成長っぷりですよ。
黒い悪魔Gを見て素で怖がる大神さんもぷりちーだし、
へたれなんだけどいざという時はカッコイイ亮士くんに素直に返事しちゃったりと可愛いんですが、
何より巻末に収録されている大神さんの夢の中での乙女っぷりにはニヤニヤしちゃいますよ。
大神さんが亮士くんに心を開いてデレデレの甘々になる日々はそう遠くないと思いますが、
是非とも早くその甘露を味わい尽くしたいものであります。
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