■[漫画]襲い来るエロ&エロ!「終末のハーレム」1巻
終末のハーレム 1 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:宵野 コタロー
出版社:集英社( 2016-09-02 )
連載サイト:終末のハーレム | 少年ジャンプ+
作者サイト:弐ジ元
作者twitter:宵野コタロー(@kotaro_shono)さん | Twitter
Kindle版:終末のハーレム (1)
西暦2040年、人類が生活のために仕事をする必要がなくなった未来。
研修医の水原怜人は細胞硬化症の治療のためAIが特効薬を開発するまで数年の眠りについた。
起きたら幼馴染みの想い人である絵理沙と再会することを願いながら…
しかし怜人が起きた5年後、世界は文字通り一変していた。
MKウイルスによって世界人口の半分、つまり男性がほぼ死滅。
免疫を持っている男性は細胞硬化症を治癒した5人だけ。
人類絶滅の危機を乗り切るためその5人は子作りを求められることになり…
これでもかというほどに男の妄想そのまんまな内容ですね!
似たような設定のエロ小説はノクターンノベルズあたりにありふれてそうですが、
それをエロ漫画家の宵野コタローさんが、少年ジャンプ+でやっているといのが凄い!
連載開始当初からその過激すぎるエロい展開はもとより、
時間と媒体によってモザイクが追加されたりと話題になってましたが、
単行本になるとモザイクは完璧に消えて乳首券が発行されるだけでなく、
Kindle版はセミカラーなのです!
しかも単行本になるとエロシーンが追加されてたりと、
これ、ホントにジャンプという名のレーベルで出して良いのかと心配になるレベルですよ!
え? R18じゃなくて良いのホントに?
もちろんエロさだけじゃなくて、キャラとストーリーも面白いです。
子作りするなら好きな人としたいという、
童貞スピリッツ溢れる怜人くんは何というか可愛いというか…
でも、何か応援したくなるような主人公なんですよね。
絵理沙は正統派ヒロインなんだけど行方不明なのが残念ですが、
怜人くんは彼女を探すために頑張るという動機付けがされているのがストーリーの妙というか。
もちろん、コールドスリープ中の兄を救うというのも理由の一つなんでしょうけどね。
1巻だけで物語の舞台背景とキャラクターの描写をしっかりやりつつ、
キャッチーなエロさも前面に押し出し、
主人公にないエロへの積極さも、もう一人の男が担わせながら、
主人公は世界を救うため、ヒロインを見付けるために目標を立てるという、
漫画として非常によくまとまっている作品だと思います。
まぁ、何だかんだいってもエロさが一番の魅力なんですけどね!(台無し
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