■[ラノベ]黒猫可愛いにゃー「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」3巻
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈3〉 (電撃文庫)
著者/訳者:伏見 つかさ
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-04-10 )
定価:¥ 599
文庫
ISBN-10 : 4048677586
ISBN-13 : 9784048677585
作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog
早いモノで出る度に話題になる「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」も3冊目。
親バレ→親友バレと来て、次は誰にバレるのかと思ってたんですが、
今度は人生相談が若干変わって、桐乃が書いたケータイ小説に関するトラブルがメイン。
3巻では京介だけでなく、桐乃の数少ないオタ友の黒猫も頑張ってます。
桐乃と黒猫はオタの趣味は違うんだけど、相変わらず喧嘩するほど仲が良くて、
お互いの作品を馬鹿にするにしてもしっかり読み込んでいるし、
お互いの言い分もオタクらしくてよく理解できるから面白かったです。
もう二人とも仲良く喧嘩しなって感じなんだけど、間に入る京介は心身共に満身創痍だったり。(笑
それでも桐乃の窮地には二人とも何だかんだ言いながらも動いてるし、
心の奥底には友情と愛情があると感じられますよ。
んで黒猫だけど今回は特に可愛かったわー
いつも気丈な態度を崩さなかった黒猫が精神的に打ちひしがれて泣き出すトコは、
こういっては何だけど、その、可愛くて萌えた…
京介も京介で黒猫の良いお兄ちゃんしてて格好良かったですよ。
桐乃に関するオタ的な話題はよく判るが故に笑えて楽しいんですが、
それはそれとして、至って普通の麻奈実と田村家の人々との話も好きなんですよね。
京介が我が家の如く寛げる空間で、恋心には鈍感だけど麻奈実の事を大切にしてるし、
読んでるこっちまでのんびりと出来るんですよね。
二人は爺ちゃんと婆ちゃんが言ってるように、早く結婚すれば良いと思う。
もちろん京介が婿入りする形で。(笑
ほらー! 黒猫フラグが立ったー! 京介君は実は麻奈実みたいに尽くされる方より尽くす方が向いていると思うんですよー。決して見返りを期待するわけではないのだけれど、嫌々ながらも何故か放っておけず、ああ、また俺は馬鹿をやったなと自己完結しそうなところで不意を打つ「ありがとう」系の一言が何十倍も嬉しく感じるタイプのような気がするんですよ。
しかし、三巻のこの引きだと、あと二冊は出るという事なのでしょうが……、二冊以上は出なさそうという非常に悲しい予感が……。全三巻で本巻が最終刊だと思っていたので、そこは素直に喜んで良いのでしょうか? しかし、佐織も色々とバックボーンがかなり整備された様子ですし、黒猫に妹がいることも判明してしまいましたし、各出場キャラとも相当に設定が掘り下げられてきている気がするので、あと三、四冊くらいは続いて欲しいなぁと個人的に思っております。作者様、何とかなりませんですか?
コメント by Mya — 2009/4/17 金曜日 @ 6:39:42
黒猫はフラグが立ったと見るべきですかねー
売り上げによってはもっと伸びる可能性も…
ほら、もうちょっとだけ続くんじゃ的な。w
コメント by フラン — 2009/4/21 火曜日 @ 7:46:54