■[漫画]真実は残酷だ「3×3EYES 幻獣の森の遭難者」4巻
3×3EYES 幻獣の森の遭難者(4)< 完> (ヤンマガKCスペシャル)
著者/訳者:高田 裕三
出版社:講談社( 2016-10-20 )
連載サイト:3×3EYES<サザンアイズ> 幻獣の森の遭難者 – エブリスタ – 無料コミック・小説投稿サイト
Kindle版:3×3EYES 幻獣の森の遭難者 (4)
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「3×3 EYES」の十数年後を描いた「幻獣の森の遭難者」シリーズもこれで完結!
全4巻という短さといい、内容の面白さといい、第二部「聖魔伝説編」を彷彿とさせるものでしたね!
「3×3 EYES」の中でも綾小路ぱいが活躍した「聖魔伝説編」が好きな人は、
是非とも読んで欲しいシリーズでした!
戦乱を望む妖魔ゲゲネイスと、彼に騙された形の元ベナレスの忠臣ノルマルテ。
そしてノルマルテが保護する人間の少女、甲子美智瑠。
彼らを起点とした騒動はパリを舞台にベナレスまで降臨し、
戦いの規模も大きくなりドラマティックに描かれています。
やはり今回の一番の見せ場は美智瑠が真実を知るシーンですよね。
「聖魔伝説編」でもそうでしたが、
”信じていた”というより、”疑ってすらいなかった”ことが嘘だと分かり、
自分の中の真実が崩壊してしまう衝撃は凄いですね。
「聖魔伝説編」を読んだ当時は日常生活が疎かになるくらいショックを受けたのを、
今でも明確に覚えていますよ。
流石に今では歳も取ったし二度目の衝撃なだけに当時ほどショックは受けませんが、
それでも驚かされましたね。
驚いたといえば八雲が自分に欠けているものがあると感じていた違和感の正体と、
ノルマルテが美智瑠を助けるために取っていた手段の関連性だったり、
ゲゲネイスの意外すぎるコミュ力だったりにも驚かされましたね。
でも一番驚いたのはまだ続編があるということでしょう!
次はベナレスがメインになりそうですがどうなることやら…
そして続編にも巻末オマケはまだあるのか。
具体的に言うと舞鬼のヒロインっぷりを今後も楽しむことができるのか!(笑
あと、今まで描かれていた番外編も単行本になるのかとか、
色々と気になることが多いので続編も楽しみですね。
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