■[漫画]セイの格率「絶対ナル孤独者」2巻
絶対ナル孤独者2 (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:越水 ナオキ シメジ
出版社:KADOKAWA( 2016-10-08 )
原作者サイト:WORD GEAR
原作者twitter:川原礫(@kunori)さん | Twitter
作者サイト:15th floor
作者twitter:越水ナオキ(@miz2215th)さん | Twitter
Kindle版:絶対ナル孤独者 (1)
Kindle版:絶対ナル孤独者 (2)
宇宙から飛来したレッドアイとジェットアイの戦いに巻き込まれたミノル。
異形の能力者”咀嚼者(バイター)”を撃退したが、
相手は生きているのでまだ油断はできない。
しかしレッドアイを追う組織がいるということもあり平和な日常を送っていたが…
この2巻で綺麗に”咀嚼者(バイター)”編が終わりましたね。
原作1冊に対してコミカライズ2冊は比較的早めのペースですが、
無理に圧縮した感じはせず、テンポ良く読めましたね。
”咀嚼者(バイター)”の見た目といい、割りとグロ系に近いので、
じっくり読まされなくてグロ耐性が低い私としては助かりました。
家族が皆殺しにされてから他人を遠ざけるようになったミノルにとって、
義理とはいえ姉である典江は本当に大切な人なんですね。
実の姉は自分を守って死んだことを考えると、
二度とあの悲劇を繰り返したくないという理由もあるのでしょうが、
典江さんが今まで与えてくれた無償の愛があればこそ、というのもあるのでしょう。
”咀嚼者(バイター)”の過去も中々に悲劇的で同情できるものがありましたが、
だからといって彼が犯してきた罪がなくなる訳ではないので、
この結末も仕方が無いのかなぁ、と思います。
それにしてもこのミノルの組織に協力する要件ですが…
このコミカライズを読んで気付きましたが、
記憶からデリートされるってのは昔のKey作品とかによくあるパターンですね。
作者の川原礫さんの年代から考えるとドンピシャなので、
そこら辺の影響もあるのかなー、と今更ながらに思いました。
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