本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!

:: 2017/2/24 金曜日::

■[ラノベ]伝説の終演「ゼロの使い魔 22 ゼロの神話」

ゼロの使い魔22 ゼロの神話 (MF文庫J)
著者/訳者:ヤマグチノボル
出版社:KADOKAWA( 2017-02-25 )

作者サイト:hexagon
作者twitter:ヤマグチノボル (hexagonzero) on Twitter
絵師サイト:DO-RAKU7 ~道楽っぽいブログ的な何か~:So-netブログ
絵師twitter:エイジ(@usatsukaeiji)さん | Twitter
Kindle版:ゼロの使い魔 22 ゼロの神話
Kindle版まとめ買い:ゼロの使い魔
DMM電子書籍:ゼロの使い魔 22 ゼロの神話

ついに… 完結…!

ヤマグチノボルさんが亡くなった時は絶望に沈みましたし、
今もヤマグチノボルさんの新作が読めないのは辛いですが、
それでも「ゼロの使い魔」が完結できたことは喜ばしいと思います。
作者が亡くなっても普通は未完のままになることが多いんですけどね。
それだけ「ゼロの使い魔」という作品が多くの人から愛されていたのでしょう。

ハルケギニアを救う為に教皇が開いたゲートの先は、
始祖ブリミルたちの故郷と言われる聖地だった。
しかし才人にとってはそこは自分の故郷である地球でしかなく…
ここに全ての伝説の真実が明らかに…!

いやー…、終わってしまったなぁ…
物語は綺麗に畳まれたし、納まる所に納まったと思います。
ヤマグチノボルさんの遺したプロット通りに、
ヤマグチノボルさんっぽい筆致で最後まで貫き通せてたと思います。

でも… もし未練があるとすれば…
ヤマグチノボルさんが書いたらキャラが動き出して、
プロットとは別のラストに辿り着いた可能性があるんじゃないかな…
ということでしょうか。

恐らくこの22巻はこの世に遺されたただ一つの正解なのでしょう。
100%に近い内容だと思いますし、充分に面白かったです。
でも、ヤマグチノボルさんなら120%の物語が書けたかもしれない。
あの不世出の天才なら、200%の正解を見付けたかも知れない。
どうしても、そう思ってしまうんですよね。

「ゼロの使い魔」という物語はこれで完結です。
シリーズを追っていた一人として満足できた内容でした。
でも、ヤマグチノボルさんが書いていたらあり得たかもしれないif…
そんなラストを考える余地は残されている気もします。

関連エントリー


ゼロの使い魔 (21) 六千年の真実 (MF文庫J)著者/訳者:ヤマグチノボル出版社:KADOKAWA/メディアファク…

ゼロの使い魔 19 始祖の円鏡 (MF文庫)著者/訳者:ヤマグチノボル出版社:メディアファクトリー( 2010-07-…

ゼロの使い魔20 古深淵の聖地 (MF文庫J)著者/訳者:ヤマグチ ノボル出版社:メディアファクトリー( 2011-0…

ゼロの使い魔14 (MF文庫 J や)著者/訳者:ヤマグチノボル出版社:メディアファクトリー( 2008-05-21 …

僕は友達が少ない 8 (文庫J)著者/訳者:平坂読出版社:メディアファクトリー( 2012-06-22 )文庫 ( 2…


 Comments (0)

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL

Leave a comment

HTML convert time: 0.520 sec. Powered by WordPress