■[ラノベ]サイエンス政治フィクション「銀河連合日本」4巻
銀河連合日本 4 (星海社FICTIONS)
著者/訳者:松本 保羽 bob
出版社:講談社( 2017-02-16 )
Web連載版:小説家になろう
作者サイト:柗本保羽
作者twitter:柗本保羽(@YasuhaMatsumoto)さん | Twitter
絵師サイト:びよんびよん堂
絵師twitter:bob(@biyonbiyon)さん | Twitter
ティエルクマスカ銀河連合からの信任状捧呈式。
ガーグからの妨害が懸念される中、
突撃バカに感染したフェルが企図した大胆な計画により、
超科学全開な前代未聞なモノになり…
信任状捧呈式をメインに取り扱ったラノベなんて初めて読みましたよ。
実生活でもたまにニュースに数分流れるだけのイベントなのに、
ここまでガチで書くとか何か凄いですね。
SFよりも政治色が濃い作品ですが、それにしたって特異的だなぁ。
租借なんて言葉、久しぶりに聞きましたよ。
中でもティエルクマスカの産廃利用構想で出てきた、
放射能除染に関する懸念事項とかは政治だと思いましたね。
核兵器が使えない理由と、放射能除染が出来ることで使える兵器になってしまうこと。
それ故に公表できないもどかしさ。
SF的な凄い技術でなんでも簡単に解決できないあたりが面白いです。
しっかし、サファリパーク的な服を着た麗子さん(金髪縦ロール)が、
ヤクザ相手にミニガン(非殺傷設定)を抱えて無双するとか、
最高に笑える展開でしたね。(笑
そこにbobさんの挿し絵が入ってくるあたり判ってらっしゃる感がありました。
さて、次回は舞台が宇宙になりますね。
やはりSFといえば宇宙は外せないですよねー
どのような挿し絵があるのかも含めて楽しみです。
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