■[漫画]青春の残照「食戟のソーマ」23巻
食戟のソーマ 23 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:佐伯 俊 森崎 友紀
出版社:集英社( 2017-03-03 )
原作者twitter:附田祐斗(@tsukudayuto)さん | Twitter
作者twitter:傾国美塵
Kindle版:食戟のソーマ (23)
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反逆者への試練として課された十傑との対決で、
念願の葉山へのリベンジを果たすことができた創真。
しかしそれは同時に葉山の退学が決定された瞬間だった。
そして各地で反逆者たちは十傑と戦い敗れて退学が決定してしまい、
創真は葉山を含めた皆のために起死回生の十傑の座を奪うことを考えつくが…?
今回のメインは何と言っても創真の父、才波城一郎たちの過去編でしょう。
席次は事務能力と責任感の高い堂島銀の上だったけど、
料理の才能と実力は圧倒的に上だった城一郎が、
その才能故に苦悩した過去が中々に辛いですね…
銀だけでは遅まきながら気付くことが出来たけれど、
常に最前線で開拓するのって大変だよなぁ…
基本的に後ろに付く人は楽なんですよね。
コロンブスの卵の故事にあるように、
誰でもできることでも最初にやるのはただでさえ難しいのに、
それを常にやり、それが当たり前だともて囃され、
才能という言葉で簡単にまとめられて嫉妬されるとか、
そりゃ、辛いですよ。
創真はその性格からそれを楽しむことが出来たけど、
誰もがそんなことができるわけではないという、
そういった反証の前例とも言える過去編でしたね。
それにしても物語が一気にクライマックスに近付いた感じがしますね。
少なくとも薊編は残り5巻くらいあればまとまりそうな気がします。
とはいえ、創真の母親とかまだ判明していないこととかもあるし、
何より面白いのでもうちょっと続いて欲しい気もしますね。
どちらにしろ続きが楽しみです。
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