■[ラノベ]せめて、人間らしく「絶対ナル孤独者4 ―刺撃者 The Stinger―」
絶対ナル孤独者4 ―刺撃者 The Stinger―
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:
作者twitter:川原礫;SAO19巻発売中 (@kunori) on Twitter
絵師名:シメジ
絵師twitter:シメジ (@a_simeji) on Twitter
Kindle版まとめ買い:絶対ナル孤独者
我々は8年待った…!
Web版から実質8年経っての第4章ということで、読者的にはかなり待たされました。
スウは無事だったのかと心配していたWeb版読者諸氏にとって8年は長かったでしょう。
でも、流石に商業媒体に移ったから次の5巻は早めに出ると思いますよ。
まぁ、1年くらいのスパンは空くでしょうが…(笑
今回はルビーを宿しながらルビーとジェットの両方に牙を剥く”刺撃者”が登場しますが、
最後まで読み終わったなら別なコードネームが浮かび上がりますよね。
元々人外な能力を持つ能力者たちだけど、
こいつは一際人外ですよ…
最終目的が何なのかもはっきりしないあたりが怖いな…
主人公のミノルですは人外な能力を手に入れてからむしろ人間らしくなった気がしますね。
箕輪さんの家で朝ご飯を御馳走になったりするだけでもそうだったのに、
典江さんとの触れ合いも少しずつ普通の家族らしいものが増えてきたり、
スウとの関係だけでなく、ユミコに悪質な冗談を言えるくらいになったりと、
記憶に残りたくないと思っていた頃から比べてかなり人間らしくなっているように思えます。
ただ、トランサーが見ていたものの真実を知ってしまうと、
ミノルの過去の事件とかどこまで正確なのかとか心配になるし、
人間らしくなったと思ったのも実は幻覚だったのかもと思うし…
うーん、何か薄ら寒いものを感じるなぁ。
取りあえずユミコに関してはしっかりと餌付けされてて可愛いと思いました。
餌付けされてる間に箕輪さんとスウの二人がヒロインポジションを食いにきてるけど大丈夫なのかしら。
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