■[ラノベ]囚われの姫君「魔法科高校の劣等生 22 動乱の序章編 下」
魔法科高校の劣等生22巻
出版社:KADOKAWA
作者名:佐島勤
絵師名:石田可奈
Kindle版まとめ買い:魔法科高校の劣等生
劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女を見て思ったのは、
第二次世界大戦中の日本の陸軍と海軍の対立が再現しているということでした。
同じ軍だというのにライバル視して、情報の共有ができてない故の内部対立とか、
傍から見ているとマヌケなんですが、この22巻でもそう感じましたね。
情報部に所属する十山家の魔法師が達也を危険視して色々とちょっかいをかけるとか、
陸軍と情報共有していればそんなバカなことをするなんてあり得ないはずなのに…
とか思ってしまいますが、まぁ、それもまた四葉の秘匿性が生み出した歪みの結果なのかも…
とはいえ、それに巻き込まれるというか介入していく一高の面子には迷惑な話なんでしょうね。
侍郎を鍛えるエリカの心境が当初は理解できませんでしたが、
終盤で分った時はとても納得できました。
こう、どこまでも前向きなところがエリカらしいな、と。
普通の作品だったらエリカも充分メインヒロインを張れる器だと思いますよ。
まぁ、この作品では深雪さんがとてつもなくヒロインしてるので活躍する場面少ないけど。
とはいえ、今回のヒロインはやっぱり詩奈でしょうね。
囚われの名家の令嬢とか正にヒロインですよ。
深雪を第一に考える達也の言動に憧れを抱く当たり、
完成がとても普通の女の子してるところも良かったですね。
まぁ、普通というよりも少々乙女チックがすぎるかもしれませんが、
それもまた良し。
あと、リーナにちょっとだけだけど出番があったのが嬉しかったです。
劇場特典に付いてきた美少女魔法戦士プラズマリーナのことを思い出すと、
二度美味しかったです。(笑
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