■[ラノベ]待望の再書籍化!「フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記」1巻
フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記1巻
出版社:KADOKAWA
作者名:気がつけば毛玉
作者サイト:気がつけば毛玉
作者twitter:気がつけば毛玉 (@takemika00) on Twitter
絵師名:かにビーム
絵師twitter:かにビーム (@kani_biimu) on Twitter
Web版:フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記
Kindle版:フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記
DMM電子書籍:フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記
元々は「小説家になろう」ではかなり好評を得ていた作品なんですよね。
「ダンまち」や「このすば」が書籍化された頃に一度書籍化されたんですが、
よりによってレーベルが悪名高き林檎プロモーションのフリーダムノベルで…
正直、ファンとしても買うのを躊躇うような酷い書籍化で…
Web原作も終盤で止まってしまって完結を絶望視していたんですが、
何をどうしたのか角川スニーカー文庫が作者を拾い上げて別作品でデビューさせ、
この度「フリーライフ」を角川スニーカー文庫から再文庫化してくれた次第になります。
いやー、「このすば」といい最近の角川スニーカー文庫ってばやるじゃん!
Another World Onlineというネトゲをしていたタカヒロがある日唐突にゲームと同じ世界観に転移して、
何だかんだでして3年経った頃には王都グランフェリアで何でも屋フリーライフを構え、
愛想なし容赦なし勤労精神溢れるメイドのユミエルに尻を叩かれながら、
できるだけ自堕落に、ちょっとだけお節介にのんびり生きていく…
という、そんな日常系の物語です。
Web版からかなり改稿されているはずなんですけど、
それでもあまりWeb版から印象が変わっていないのが凄いですね。
Web媒体だと一巻の区切りとか考えずにそれこそ自分の自由なペースで連載できるけど、
文庫媒体だときちんとまとめないといけませんからね。
ちゃんとレギュラーヒロイン全員のエピソードを入れつつ、
それぞれのキャラクターが把握しやすく、魅力にも溢れるという、
そんな1巻になってて素晴らしいと思います。
ちなみにヒロインの中で好きなのはカオルとクルミアですね。
カオルは由緒正しき報われない幼馴染み系ヒロイン属性がするというか。
いや、全然幼馴染みじゃないんだけど、雰囲気的にね。
そしてクルミアは9歳の幼女的な天真爛漫さが可愛いんですよね。
身体はもうバインバインで全然幼女じゃないんだけども。
昨今はWeb小説の書籍化も打ち切りとかあって世知辛いですが、
どうやらフリーライフは重版もしたりと順調っぽいのでこのまま完結まで出して欲しいですね。
あわよくばアニメ化とか…!
できればそこまでいって欲しいなぁ。
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