■[ラノベ]見習いたちの成長「ソードアート・オンライン 20 ムーン・クレイドル」
ソードアート・オンライン20巻
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:
作者twitter:川原礫;SAO19巻発売中 (@kunori) on Twitter
絵師名:abec
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (@BUNBUN922) on Twitter
アンダーワールドに取り残され、ここで生きていくことになったキリトとアスナ。
人界と暗黒界の安寧のために尽力する二人とその仲間たち。
四帝国の大乱から1年、少しずつ成果が見えてきた矢先の暗黒界人による人界人の殺害事件。
事件の真相と真犯人を突き止めようとロニエとティーぜも含めて奔走するが…
終わってないじゃないですかー!
いや、一応事件の真犯人は判って、倒してはいるんですが、
事件の黒幕とかそこらへんはまだまだ謎なままじゃないですか!
しかもあとがきによると、この事件は解決までに100年掛かるとか!
もうね、どこまで長期スパンの物語を書くつもりなんですか…
ワンピースもビックリの大長編だよ!
まぁ、それはともかくロニエとティーぜが可愛かったですね。
二人とも忘れられない想いを胸に、それでも頑張る姿が健気でしたよ。
騎士としてあろうとするだけでなく、
キリトやユージオの影響を色濃く受けて、
自ら成長していこうという意思も含めて尊かったです。
それにしても相変わらず悪役のゲスさというか外道さというか…
こう、胸くそ悪くなるクズっぷりが半端なかったですね!
川原礫作品の真骨頂はこの悪役のクズっぷりにあるのではなかろうか。
そう、思えるほどのアレっぷりでした。
次は現実世界のキリトたちが主人公の、正真正銘の続きみたいですね。
まぁ、この「ムーン・クレイドル」の続きはプログレッシブシリーズよろしく、
別シリーズで書いて欲しいかな、と思います。
まぁ… 完結は10年以上先になるでしょうけどね…(笑
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