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:: 2017/10/9 月曜日::

■[漫画]それぞれの人生の主役たち「3月のライオン」13巻

3月のライオン13巻3月のライオン13巻
出版社:白泉社
作者名:羽海野チカ
作者サイト:羽海野チカ________umino*chika
作者twitter:羽海野(@CHICAUMINO) on Twitter
Kindle版:3月のライオン (13)
Kindle版まとめ買い:3月のライオン
DMM電子書籍:3月のライオン (13)

もうすぐTVアニメ2期が放映されますね。
1期もシャフトらしさがありつつも「3月のライオン」してて面白かったし、
素直に2期が楽しみですね。
藤井聡太プロのお陰で将棋人気も高まってますしね。

ただ、将棋界が藤井聡太プロが主人公の物語ではないように、
「3月のライオン」も主人公の桐山零だけの物語ではないんだなぁ…
と、そう思うような13巻でした。
何というか短編集のような構成でしたね。

あかりさん、二海堂、滑川プロ、そして香子…
この4人それぞれが主人公の短編を読んでいるようでしたね。
特に二海堂はあの宗谷名人と熱戦を繰り広げたりと、
主人公の零くんを食う勢いを見せてくれましたからね。
これには魅せられたなぁ。

そして滑川プロは異彩を放つかと思いきや、
葬儀社の社員としての日常に異様に魅せられてしまい、
何というか、ただただ凄いとしか言えませんでした。
それでいて最後のオチがちょっとお茶目で、
全体的にやられた感に溢れまくりでしたね…(笑

そしてあかりさん…
彼女の今を形作った過去の話を見ていると、
彼女が人を好きになることに対して消極的なのもわかります。
ですが、そんな彼女が温かいと思える触れ合いがあったのは幸せだと思います。
できればその触れ合いを大事にして欲しいですね。
それにしても島田さん… 格好良すぎるんですけど…
これは先生、ダメかもしれんね…

それにしても香子姉さん…
恋をして、大切な人が出来たことで、
零くんの内面を察することが出来ただけ良かったと思いますよ。
もう過去は取り返しが付かないけれど、
それでも彼女にも辛いだけの未来が訪れないことを願います。

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