■[ラノベ]熱戦、決戦、大激戦!「リワールド・フロンティア」3巻
リワールド・フロンティア3巻
出版社:TOブックス
作者名:国広仙戯
作者サイト:国広 仙戯
作者twitter:国広仙戯 (@sengisengi) on Twitter
絵師名:東西
絵師twitter:東西 (@poppin_phl95) on Twitter
Kindle版:リワールド・フロンティア 3
Kindle版まとめ買い:リワールド・フロンティア
DMM電子書籍:リワールド・フロンティア 3
ラトが倒したゲートキーパー”ヘラクレス”のコンポーネントを欲して愛人契約を持ちかけたロゼ。
その真意はテロ集団と化した”ヴォルクリング・サーカス”の首魁にして父の仇、
シグロスを倒すために必要だからというもの。
ラトはロゼを仲間と認め、仲間を守るために積極的に介入しようとしたその時に、
正に”ヴォルクリング・サーカス”が浮遊都市を襲撃し…
この3巻は2章後半とも言うべき内容で、バトル、バトル&バトル! って感じでしたね。
物凄く面白いが故に読むのにかなりエネルギーを必要としますが、
読後はその面白さに打ち震えるものがありましたよ。
これは漫画とかアニメとか、別の媒体だと更に映えるだろうなぁ、とも思いました。
それにしても仙戯さんはゲスでクズな悪役を作るのが本当に上手いですよね。
今までライトノベルでMostクズな悪役を生み出す作家と言えば川原礫さんでしたが、
仙戯さんはそれに匹敵するかそれ以上に、
クズで卑怯で最低で外道でムカツキ度MAXな悪役を生み出す天才ですよ。
シグロスは本当に読んでるとムカムカして投げ出したくなるほどの悪役っぷりですが、
そんな悪役だからこそ、真っ向から立ち向かうラトが格好良いし、
打倒した時は最高にカタルシスを感じるんですよね。
しかし、なんだかんだでシグロスは強かったですね…
神器由来の能力と、その卑怯極まりない手段で手に入れた力持つとはいえ、
機甲化され強化されたあのヘラクレス相手と互角に戦えるんだもの。
そりゃラトが苦戦するのも仕方ないですが、
それを乗り換えるからこそ主人公であり、ヒロインですよね。
いやはや今回は最後の最後でハヌに良いところ持って行かれたなぁ…
まさかあの時のアレが決め手になるとは…
うーん、面白い!
書籍化されたことでだいぶスリムになりましたが、
面白さは削られることなく、むしろ洗練されたように感じますね。
Web版読者も納得の面白さでしょう!
さて、次巻はもうひとりのジョーカーにしてヒロインが登場ですよ。
どんなデザインになるのか、今から楽しみだなー
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