■[漫画]少女の懇願と大人の戦い「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」12巻
ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり12巻
出版社:アルファポリス
原作者名:柳内たくみ
原作者twitter:柳内たくみ(とどく=たくさん) (@takumi899) on Twitter
作者名:竿尾悟
作者サイト:ギャラリーさを
作者twitter:竿尾 さを (@niffysix) on Twitter
Kindle版:12巻
Kindle版まとめ買い:ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり
DMM電子書籍:12巻
ゾルザルが立案し、テューレが改悪し、帝都を震撼させたオプリーチニキ。
シェリーの両親はその犠牲となり、シェリーとカーゼル侯は逃避行の末に、
翡翠宮に滞在する菅原、ひいては日本政府を頼ろうとするけれど、
日本政府からは待機の命令が出ていて…
今回一番の見せ場はやはり何と言ってもシェリーと菅原でしょう。
菅原への幼く淡い想いだけを頼りに苦難の末に翡翠宮に辿り着き、
切々と訴える姿には菅原じゃなくても良心が苛まれます。
それだけにそんなシェリーを蔑ろにする掃除夫へはヘイトが溜まりますし、
堪忍袋の緒が切れてシェリーを迎える菅原は絵になりますよね。
しかし、それをキッカケに始まる抗争のエグさは容赦ないですね…
小説とは違って、見事に絵にされてますからね。
シェリーと菅原の二人を祝福し、奮起する老兵たちは格好良いけれど、
それだけで済まない凄惨な絵面が凄まじかったです…
しかも白薔薇騎士団の少女騎士たちも容赦なく傷付き、殺されていくのがなぁ…
うーん、仕方ないとはいえエグい…!
でも、凄い…!
そしてそんな抗争とは違った舞台で活躍する我らが主人公の伊丹ですが、
レレイの導師号を得るための学会がついに始まりますよ。
うーん、ここまで来るのが長かったなぁ…
それにしてもレレイのこの表情はレアだと思います。
いつもは表情が動かないだけに、
こういった表情を見せられるとギャップが感じられて萌えますよね…
やはりロゥリィ、レレイ、テュカの三人は良いヒロインですよ。
それにしてもそんな現場で奮闘しているみんなと比べて、
日本国内の政治家の無能っぷりにはヘイトが溜まりますよね、ホント。(笑
もちろん無能な政治家だけじゃなく、責任と覚悟を決めた人もいるんだけど…
やはりこの国内政治家への憤りはゲートは切っても切り離せないんだなぁ、と思わされます。
原作の展開から考えて、もうしばらくこういった国内政治のグダグダっぷりと、
マスゴミの非道さと付き合わないといけないのがネックといえばネックですね…
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