■[漫画]未亡人だって恋をする「乙嫁語り」11巻
スミスを追って、はるばるアンカラまでやってきたタラスさん。
元々が義父によって無理矢理に婚約解消された二人なだけに、
タラスさんの一途さに心を動かされたスミスだけど、
もう一度エイホン家に向かう決意は揺らぐことなく…
タラスさんの魅力がふんだんに盛り込まれた11巻でしたね!
どういった風にスミスに想いを寄せていったのか…
恋に恋する乙女な一途さを見せたかと思いきや、
妻ではなく、下女でも良いという現実を見据えた発言をして…
刺繍をする中央アジアの女性らしい一面に感心させられたら、
それもスミスの旅に同伴するための金銭的負担にならないため、
旅費を工面するためのものだという現実的な強かさで。
それでいてブランコを見た時に興奮し、
スミスと一緒にブランコをしたら童女のような表情をして、
その新たな一面にはより一層惹かれてしまいました。
やっぱり、森薫さんは乙嫁の魅力を見せるのが大変に上手い…!
作中では湿板の写真の使い方も描かれてますが、
スマホで簡単に撮れる現代からすると、その大変さに驚かされますね。
それでもクリミア戦争が終わったばかりの作中だと、
発明されて10年かそこらの最新技術でしょう。
やっぱりスミスはブルジョワ階級の人間なんだろうなぁ。
スミスさんがエイホン家に向かう旅に出たということは、
もう一度あの人達に会えるということでしょうね。
問題はロシアの南下政策が始まりそうなだけに、
今後どうなるのかが読めないことでしょうか。
それとタラスさんが義父によって仲が引き裂かれないかも心配です…
乙嫁のみんなは無事で居て欲しいんだけど…
前巻で「偶然にしては大胆すぎる!」と、チラリと思ってしまった私ですが、そうですよねー。旅人が通行する往来で身銭を崩してまで張り込んでいらっしゃるとは……。完璧すぎるくらい乙女なお嫁さん、それがタラスさん。可愛いですなぁ……。スミスさんと再会出来て嬉しい限りです。
>湿板の写真の使い方
ガラス板を使った写真に時代を感じますねー。蛇腹写真機の持ち運びがかなり大変そうです。そして往路を再び辿って文字通り、往復まで決意するとはこの時分、かなり勇気を必要とする行動ですね。色々と各々方、無事に済ませられると良いのですが……。
パリヤさんのお見合いに関しては取り敢えず、進展無しという事で、ホッとして良いのやらw ひょっとしたら、スミスさんが帰参するのとパリヤさんの結婚式がぶつかるのかもしれませんね。
次巻も期待です!
コメント by Mya — 2018/12/29 土曜日 @ 23:47:08
>ガラス板を使った写真に時代を感じますねー。
まさかDr.STONEで見ることになるとは思わなかったです…
パリヤさんの結婚式とスミスさんの帰参がかぶるという発想はなかったです。
これは… ありえるかも…
コメント by フラン — 2019/3/13 水曜日 @ 7:51:49