■[漫画]帝国の残照「デッドマウント・デスプレイ」3巻
デッドマウント・デスプレイ3巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:成田良悟
原作者twitter:成田良悟 (@ryohgo_narita) | Twitter
作者名:藤本新太
作者サイト:shinta
作者twitter:藤本新太 (@shint424) | Twitter
Kindle版:デッドマウント・デスプレイ (3)
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真ポルカの実家で起こった放火魔による幼い兄妹殺害事件を未然に防いだ屍神殿。
ポルカの父、呂算には真実を語ったことで少しだけ味方が増えたけれど、
警察のめんどくさそうな人たちには目をつけられるし、
愉快犯の奇術師、怪人ソリティアが脱獄したことで面倒な事態も巻き起こって…
異世界から死霊術師が転生してきて平穏な生活を望むという、
概要だけ聞くとなろう小説みたいな設定の話なのに、
これだけ複雑&精緻な設定で魅せてくるのは流石は成田良悟ですよ。
まぁ、私はそれほど成田良悟作品に詳しいわけではないのですけども。
屍神殿も前世ではかなり陰惨な目に遭ってきたからか、
度胸やオーラが充分あるから勘違いしそうになるんだけど、
真ポルカくんの優しい心に前世の恩人に似た雰囲気を感じた時の笑顔を見る限り、
心根はとても穏やかで優しい人だと思うんですよね。
しかし、平穏に暮らしたいだけなのに、
何故かトラブルが向こうの方からやってくるあたり、
ちょっと可哀想だなぁ…
そういう運命なのかしら…
それにしても警察の岩野目さんは、悪い人ではないと思うんだけど…
変に真面目といか普通の人だけに、
屍神殿が死霊術師なんて発想が出てこないから見事にピエロってるのが…
こちらもちょっと可哀想だけど、
しばらくピエロを続けざるを得なさそうですね。
そして怪人ソリティアが起こした騒動ですけど、
ここにきてまさか屍神殿の前世と現代日本のつながりが出てくるとは…
これは俄然面白くなってきましたけど、
はたしてどういった裏設定があるのか…
私、気になります!
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