■[漫画]集うかつての宿敵たち「るろうに剣心 ─明治剣客浪漫譚・北海道編─」3巻
るろうに剣心 ─明治剣客浪漫譚・北海道編─3巻
出版社:集英社
作者名:和月伸宏
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薫の父、越路郎を探しに北海道にやってきた剣心たちだったが、
鎌倉武士を源流に持つ劍客兵器たちの騒動に巻き込まれることに。
実検戦闘を防ぐためには剣心と左之助だけでは手が足りず、
もっと強者が必要になるが…
より大きな敵を前にして、
かつて敵だった相手が集結するという展開は少年漫画のお約束ですが、
前作からのファンからするとやはり胸が熱くなりますね。
十本刀の中でも生き残って明治政府に囚われているのがいるのは分かってましたが、
“刀狩”の張はともかく、“大鎌”の鎌足はわりと信頼できそうな気がします。
信頼という意味では安慈和尚が一番ですね。
左之助が言う通り獄中でも筋肉が衰えないあたり、
ちゃんと鍛錬は欠かしてなかったんでしょうね…
うーん、その朴訥さというか、生真面目さはなんとも安慈らしい…
その性格からして無辜の民が傷つけられるのを看過するはずがないので、
命を賭けて戦ってくれそうです。
そして十本刀の中でも屈指の実力者であった瀬田宗次郎。
全国フラフラしてるから合流できるか不安でしたが、
明治政府が意外と仕事してるお蔭であっさり捕獲できたのにはちょっと驚きました。
実力の方も天剣の名に恥じないものを維持しているようで頼もしい限りです。
そしてそして…!
北海道編と言えば幕末に詳しい人ならみんな予想していたと思いますが…!
新選組二番隊組長の永倉新八が登場…!
ゴールデンカムイにも出てきてましたが、
やはり幕末から明治にかけての北海道を舞台にした作品なら出てこないはずがないですよね。
予想以上にチャランポランな性格でしたが、
これはこれで有りだなぁ、と思います。
四乃森蒼紫や比古清十郎といった剣心側の面子は揃ってませんが、
劍客兵器はそろそろ動き出しそうですので、
次巻あたりでバトルが始まりそうです。
はたして、誰がどう戦うのか…
るろ剣を読んでた昔の気持ちを思い出しますね。
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