■[漫画]日本の夏 亜熱帯の夏「王様の仕立て屋 ~下町テーラー~」4巻
王様の仕立て屋~下町テーラー~ 4巻
出版社:集英社
作者名:大河原遁
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現実ではガッデムコールドな冬本番ですが、
作中では夏真っ盛りなのでクールビズネタが多めです。
日本の夏はもはや亜熱帯というのは共通認識ですが、
その気候に合った装いというものも求められるわけです。
砂漠だとむしろスーツの方が良いとはマスターキートンで言ってましたが、
湿度が高い亜熱帯だとスーツは死亡フラグが立ちますよね。
とはいえ半袖のYシャツとかはダサいわけで、
いくら涼しくてもダサかったら普及しないというのが悲しい現実です。
そこで七部袖といった落とし所を見つけてくれるのは良いですよね。
オーダーメイドにこだわらず、それほど気張らずにできるアイテムを提示してくれるのは、
流石だなぁ、と思うわけです。
まぁ、ベルトレスといったオーダーメイドならではのアイテムも提示するあたり、
仕立て屋としての面目も保ってるんですけどね。
しかし… バブルの遺物に関してはちょっとなぁ…
私はバブル世代のツケを払わされている氷河期世代なので、
正直バブルの恩恵を少しでも受けた人に対しては厳しくなります。
社会に出るまでが大変だった上に、
社会に出ても仕事しないおじさんのために仕事させられて、
給料もバブル世代の方が上、という現実を見せられましたからね。
バブル世代が当時の狂乱はともかくあの元気を今の日本に、
とか言ってるのをみてると「特攻の拓」みたいにビキビキィ!ってなるもんですよ。
お前らがバブル時代に狂乱せず、地力を高めることをしなかったから今元気がないんだろ!
と、地獄の怨嗟の如くツッコミを入れたくてたまらないのですね。
まぁ、今回の登場人物は入社2年目でバブル崩壊したので恩恵あんまり受けてないみたいですが…
それはともかくムム美さんの正体が気になりますね。
美人で巨乳でお金持ちでコスプレイヤーとか一体誰なんだろう…
イザベッラの友達とかの可能性もあるけれど、
「かおす寒鰤屋」の駆馬と希鈴の娘という可能性も捨てがたい…
だって今回、骨董屋さん出てきましたしね!
ワンチャンあるかもやで!
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