■[ラノベ]黒騎士との信頼「魔弾の王と凍漣の雪姫」4巻
魔弾の王と凍漣の雪姫4巻
出版社:集英社
作者名:川口士
作者サイト:一〇八(仮)
作者twitter:川口士 (@kawaguchi_tsu) | Twitter
絵師名:美弥月いつか
絵師サイト:COLOR GIMMICK – 美弥月いつかの公式サイトです
紙書籍通販:魔弾の王と凍漣の雪姫 4
DMM電子書籍:魔弾の王と凍漣の雪姫 4
アスヴァール王国の内乱に介入するジスタートとブリューヌ。
その戦闘の中で黒騎士ロラン、戦姫ミラとソフィー、ティグルが魔物トルバランと共闘し、
そこに王女ギネヴィアが宝剣カリバーンを携えて参戦したことで勝利を飾る。
一段落がついたと思ったらジスタート兵が私怨からエリオット王子を殺害したため、
ジスタート側はそれを隠し、ジャーメインに暗殺されたことにしてギネヴィアを支援することに…
前作と結末は似ているけれど、だいぶ違った展開になりましたね。
ジャーメインは猜疑心は強いけれど美点も確かにあって、
何よりも弟妹たちへの情がちゃんとあったんだな、と感じました。
それがボタンの掛け違いで悲劇が始まったのはツラいものがありますが、
エリオットを信じられなかった心の弱さが原因なのでこの結末も仕方ないのかもしれませんね…
それにしてもミラはとてもエロくなりましたね。
ティグルの寝込みを襲うとかエロ漫画みたいだったし、
ティグルと混浴でBまでしちゃうあたり、やはりエロ漫画みたいでした。
独占欲が強そうだから前作みたいにハーレムエンドは難しいかもしれませんが、
ソフィーはわりと本気みたいなので、どうなるのか気になるところですね。
前作と違って黒騎士ロランの出番が多いのが良いですね。
ティグルとロランがお互いに背中を預けて共闘するシーンとか、
前作では見られなかっただけに感慨深いです。
そういった意味では飛竜に乗るザイアンの活躍も目新しいと言いますか…
わりと憎めないキャラになってきただけに、
もうちょっと出番があっても良いかも? と思ってきましたw
総じて前作ではサクっと殺されたり死んでしまったキャラを、
どんどん掘り下げて面白くなっているな、と感じます。
また、次は前作では殆ど出番がなかったザクスタン王国が舞台みたいなので、
世界観も広がっているみたいですね。
楽しみなんだけど… Kindle版の刊行が遅すぎるのだけが残念ですね…
ダッシュエックス文庫は何故こうも遅いのか…
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