■[漫画]シカとの戦い…!「罠ガール」5巻
罠ガール5巻
出版社:KADOKAWA
作者名:緑山のぶひろ
作者twitter:sihoさん (@siho0203) / Twitter
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5巻の罠ガールは本腰を入れたシカ駆除編です。
シカが増えすぎたためにイノシシ用の罠に掛かるわ、
通学中に遭遇するわ、ついには千代丸とレモンが通う高校の園芸部の畑を食い荒らすわで、
ついには園芸部に請われて本格的なシカの駆除に乗り出します。
田舎に行くと見る野生動物と言えばイノシシを連想する人が多いと思いますが、
私にとって人里まで降りてくると言えばハクビシンとシカという印象が強いです。
イノシシは山の中ではよく遭遇したけれど、人里ではあまり見かけないですね。
逆にシカは気軽に道路まで降りてきてました。
特に北海道に行った時はエゾジカの遭遇率は高かったです。
今回はそんなシカを相手に園芸部と協力して駆除することになるんですが、
免許もあるしある程度は経験がある千代丸でも初めてなことが多く、
驚かされてますね。
まさか電気柵をピョーンと飛び越えてしまうとは…
まぁ、シカの脚力って凄いとは聞きますからね…
一匹や二匹なら千代丸も経験があるくくり罠や箱罠で大丈夫だけど、
今回は十匹以上の群れを相手にするから、
顧問の先生が申請して囲い罠での捕獲になります。
結構な規模だけど作業人数が多いと比較的組み立てやすそうですね。
色んな人が協力することの大切さが伝わってくるかのようです。
実際、囲い罠をただ設置するだけでなく、
シカの生息地の調査や、生息数の調査に、念入りな餌付けと、
事前の準備をしっかりとやっているあたりが本格的だと感じますが、
それらも一人では出来ない規模なので、
群れを相手には農業従事者が一致団結する必要性を感じます。
それにしてもトレイルカメラもそうですが、
リモートで罠に掛けることが出来るとか、
文明の利器の発展は凄まじいな、と感じますね。
色々とコストが掛かるとは思いますが、
通学中に衝突して怪我をしていることを考えると、
安全面から必要なコストだなぁ、と思う次第です。
それと巻末収録のアナグマ解体番外編ですが、
湯剥きでの解体で中々興味深かったです。
毛穴を開けることで毛を抜けやすくするのにはなるほどなぁ、と思いました。
次巻では捕獲したシカの解体もやるのでしょうか。
そちらも楽しみですね。
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