■[漫画]重くてしんどいのか、爽やかですっきりまで。「初恋」
ハルミチヒロさんの楽園で掲載された短編の単行本ですが、
タイトルになっている「初恋」という作品が重たくてしんどいです。
初恋、羞恥、失恋、トラウマ、拭えない記憶…
そういったものが一体となったやるせなさがあるんだよなぁ…
個人的にお気に入りなのは「アンバランス」ですね。
2m近い巨漢だけど大人しい新人社員の小石川くんと、
社内では厳しいことで有名だけど、優しいところがある道明先輩の二人。
身長も性格もアンバランスなんだけど、妙にウマが合ってるようで良いんですよね。
道明先輩は周囲からは厳しいと言われているけれど、
小石川くんは思いやりと気遣いに気付いて素直に尊敬しているのに好感が持てるんですよね。
子犬のように慕ってくる小石川くんに絆されていく道明先輩も良い…
魔がさしたのかついキスしてしまっているところも良いし、
翌日小石川くんが直球で想いを伝える流れも実に良かったです。
「アンバランス」とは逆に巨娘の「ふうりんかざん」も好きですね。
たった2ページなのが勿体無いくらいでした。
行動力があり、包容力(?)があり、愛がある大きな彼女か…
良いかもしんない…
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