■[漫画]暴力という安易な選択肢がある日常「腹腹先生」2巻
腹腹先生2巻
出版社:集英社
作者名:高口楊
連載サイト:腹腹先生 – 高口楊 | 少年ジャンプ+
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10億円の懸賞金を付けられてヤクザに追われる妹を助けるため、
隻眼ヤクザの鎧塚と協力することになった化学教師のあずさ。
妹の行方の手掛かりを求めてまたもや歌舞伎町にやってきたけれど、
夜の歌舞伎町は一筋縄ではいかなくて…
あずさ先生もかなり人が変わってきましたね。
鎧塚が言っていたように暴力という簡単な手段を覚えたら、
それにズブズブとハマってしまうというのはわかります。
呪術廻戦で虎杖が「殺す」って選択肢が生活に入るこむのを忌避してましたが、
それと似たようなものじゃないかな、と思います。
ただ、あずさ先生の場合は暴力という選択肢を、
生活に取り入れる覚悟をした真面目で善良な人、という印象が強いですね。
覚悟完了した人間ってのは強いですからね…
そんなあずさ先生の前に現れた殺し屋ですが…
血にまみれたゴスロリJCって、どこのロアナプラだよ…
うーん、ぶっ飛んだキャラだよなぁ…w
自分の生徒でもおかしくない若さなのに、
鎧塚の仇敵に殺し屋として育てられてしまったサイコパスを排除するために、
TNTを合成して廃ビルごと爆破するとかあずさ先生は本当に覚悟を決めてますますよね…
「恨んで」って言葉にそれが表れていると思います。
ちなみにTNTの合成ですが生徒たちが吸っていたシンナーの主成分のトルエンを、
硫酸と硝酸から合成したみたいですね。
流石に詳しい製法を作中では書かれてませんが、
知っている人が読めばすぐにわかるように描いているのは流石だなぁ、と思いました。
3巻ではルカと再会し、何故ヤクザから追われることになったかがわかりますが…
中々にヘヴィなので心構えをしっかりしないとですね…
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