■[漫画]船上のヴァルキリー「まどろみバーメイド」11巻
まどろみバーメイド11巻
出版社:芳文社
作者名:早川パオ
作者twitter:早川パオさん(@papao_pao) / Twitter
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日代子の姉からの紹介で乗船することになったシークレットクルージング船ネビュラ。
ファッション誌のカリスマ社長から任されたミッションは乗船客へのカクテル提供。
雪と日代子の二人だけではもちろん足りないので、
出張バーテンダーのセラフィム三兄弟と組むことになったんだけど、
そのセラフィムから雪は妹と呼ばれて…?
雪が生き別れの妹、というのは妄想が過ぎるのでは?
とは思ったけれどそれなりに理由もあって唸らされるというか…
年齢、名前、水への恐怖、そして遺伝する瞳の色…
確かにこれだけ符号が揃ったら、そう考えるのも当然かもなぁ…
とはいえ雪も両親との思い出があるし、そう簡単に受け入れられるはずもなく…
雪の心を波立たせる朱春さんはちょっと迂闊なところがあるのかな?
とも思いましたがバーテンダーとしての資質と実力、そして矜持はしっかりあるんですね。
依頼者である芹沢社長の思惑とは違う、酒の良い面をしっかりと演出しており、
良いバーテンダーだな、と感じ入りました。
芹沢社長も強引なところはあるし、それが横暴なように見えるけれど、
朱春さんの意見を否定せずに汲み取ったり、ワンマン社長って感じではないですね。
カリスマという言葉がしっくりくる人だと思いました。
新しいカバーモデルを選ぶための催しで、
5人のバーテンダーと5人の候補を組み合わせてバーを作るとか、
やることが大胆でいてクリエイティブで面白いけれど、
雪は妹と呼ばれて心が穏やかでないだろうし、心配ですね…
慣れない船上ということもあり、そちらの意味でも心配です。
倒れなければ良いんだけど…
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