■[漫画]殺し屋だって婚活したい!「マリッジトキシン」1巻
マリッジトキシン1巻
出版社:集英社
原作者名:静脈
原作者twitter:静脈さん(@joumyakun) / Twitter
作者名:依田瑞稀
作者twitter:依田瑞稀さん(@Yozudami) / Twitter
連載サイト:マリッジトキシン – 静脈/依田瑞稀 | 少年ジャンプ+
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殺し屋の中でも「使い手」と呼ばれる中でもトップクラスである「毒使い」
その末裔として生きてきた下呂ヒカルは同性愛者の妹が想い人と添い遂げるため、
そして何よりも自分も普通の幸せを得たいがために婚活を決意する…!
婚活のため、仕事のターゲットとして出会った結婚詐欺師の城崎メイにアドバイザーを頼むことに…!?
ジャンプ+で始まった、異能バトル×婚活ラブコメ×バディモノがミックスされた新作が、
この「マリッジトキシン」です。
ジャンプ系列の作品で例えるとコミュ障な冴羽獠による婚活漫画、といった所でしょうか。
美人な上に可愛い城崎メイと最後にはくっつくんじゃない?
と真っ先に考えそうなものですが…
城崎は男性なんだよねぇ…
下呂くんは妹と違って異性愛者なので城崎とはくっつきそうにはないんですよね。
まぁ、バディとしてはとても頼り甲斐があるんですけどね!
城崎のアドバイスと後押しがあったとはいえ、
婚活パーティーに参加して女性に話しかけたり、
マッチングアプリで女性と会ったりしてるだけ下呂くんは偉いですよ。
女性との会話は出来る人は初めから出来るけれど、
出来ない人はハードルが高いから試行錯誤を繰り返すしかないんですよね…
逆上がりがすぐ出来る子と何度も練習しないと出来ない子がいるように、
こういったのはただの個性だと思うんですよ。
その点、城崎は結婚詐欺師をやってるだけあって、
異性の心を掴む術を的確に心得ている上に、
下呂くんの美点を見出し引き出し、それを使うのが上手いなぁ、と思う訳です。
仕事しかしてこなかったからコミュ障なら、
仕事の中でアピールしていけば良いじゃない、という作戦はとても良いと思うのです。
トラブルが多いけれど、毒使いとしての手腕が発揮できるし、
仕事として受けるからそれなりに報酬があるから城崎の目的にも適うし、
何より仕事を通して出会いがあるというのが良いよね!
仕事の取引先との出会いで恋仲になるとか普通だからアリアリですよ!
まぁ、殺し屋と護衛対象っていうのは特殊だけどね!
そんな感じでとても面白い作品です。
ちなみに女装する城崎がとても可愛いのも魅力の一つなのですが、
城崎の女装は美しいだけでなく、
喉仏を隠すような服のチョイスが「わかってる」感が出してて良かったです。
うーん、プロだな…!
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