■[ラノベ]正義の賛歌「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 英雄譚 アストレア・レコード 2 正義失墜」
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 英雄譚 アストレア・レコード2 正義失墜
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:大森藤ノ
作者twitter:大森藤ノさん(@fujinoomori) / Twitter
絵師名:かかげ
絵師twitter:かかげさん(@kakage0904) / Twitter
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オラリオを巡る闇派閥との大抗争。
その前哨戦で親友のアーディを失ったリュー
ゼウスの遺産に都市最強のオッタルを降されたオラリオ。
都市に絶望が覆うとき、リューの心は壊れていき…
民衆のために文字通り身を粉にして奮闘してても、
返ってくるのは感謝ではなくて罵倒の言葉、という悲しすぎる場面ですが、
コロナ禍で医療従事者の方々が受ける現実を今は知っているだけに、
とても解像度が高くなってしまったツラいモノがありますね…
しかしそのツラすぎる現実はまだ未熟なリューさんにはキツすぎて、
どんどんと心が壊れていく姿は見ていて本当にハラハラしましたよ。
心をへし折られているところに更に追加でへし折りにくるとか、
エレボスさんってばマジでドSだな、と思ったもんですよ!
このまま潰れちゃうんじゃないかと思ったけれど、
小悪党のオリヴァスが暴走してくれたことと、
最後までリューさんのことを信じ続けたアスフィと、
アーディが遺してくれた正義のお陰で立ち上がることが出来た場面では、
とてもグッと来ましたね…!
ダンまち本編ではリューさんとアスフィの仲がとても良いとは思ってましたが、
これだけの交流があったのなら納得ってなもんですよね。
もしアーディやアリーゼがいた状態でベルくんがオラリオにやってきたのなら、
もっと違った物語があったのかもしれないなぁ…
それと、ゴブニュ様が修理していた橋のモニュメントですが、
これはダンメモの周年イベントでやってたフィオナ騎士団の物語がベースなので、
プレイしていたらとても感慨深かったと思います。
元々このアストレアレコードはダンメモ3周年のシナリオですしね。
今のダンメモと繋がる演出は小粋だな、と思いました。
さて、次の3巻で完結です。
最後の決戦がどのような結末を彩ってくれるのか…
ダンメモで既に知っていても楽しみです!
余談ですが、メロンブックスでの特典SSがアスフィの先代団長リディスの最期が書かれてたんですが…
切なすぎる…
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