■[漫画]勝利への執念「龍と苺」10巻
竜王戦を勝ち進み、三回戦でA級棋士と当たることになった苺ちゃん。
慣れない関西での勝負だけど、緊張なんてするはずもなく、
相変わらずぶっ飛んだ行動で二冠相手に勝負を挑んだりと、
色々とやらかしまくりなのです…!
今回の相手はA級棋士の宮下裂鬼九段。
鬼のように強い攻め将棋でくる相手にレベルの差を感じて、
勝つビジョンが見えない苺ちゃんだけど、
勝てないなら、負けないように指せば良いんじゃないとばかりに…
持将棋になるように誘導するとか、
本当に負けん気が強すぎるよ、苺ちゃん…!
中継を見ていた各地の棋士たちが驚いていたように、
逆転が難しいからと持将棋に持ち込もうとする判断力と決断力が、
どう考えてもJCのそれじゃないよ、苺ちゃん…!
持将棋に持ち込んだ次には千日手にして、
盤外戦術まで駆使して相手のミスを誘い、
何とか自分が研究した盤面に持ち込んで、
勝利をもぎ取ろうとするとか…
苺ちゃんは本当に勝利のためならどこまでも食らいついてくるなぁ…
次に当たる海江田さんはA級棋士のタイトルホルダーだけど、
かつて乗り込んできた苺ちゃんを殴ったおっさんなんですよね。
どうしても怖い印象があったんですが…
弟子との掛け合いを見ていると、
わりと面白い、というかファンキーさが出ていて笑いました。
日本家屋に住んで和服を着てるけれど、
PCの勉強をしてソフトを使いこなして、
若手の弟子とも交流するとか、意外と精神的にも若いんだなぁ。
そんな海江田さんとの戦いは次巻ですね。
苺ちゃんの戦いはまだまだ続く…!
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