■[漫画]家族、はじめました「このこここのこ」1巻
このこここのこ 1 (IDコミックス REXコミックス)
著者/訳者:藤 こよみ
出版社:一迅社( 2009-12-09 )
定価:¥ 580
Amazon価格:¥ 580
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4758061785
ISBN-13 : 9784758061780
幼い頃に母を亡くした遥斗は大学生の姉を持つ高校一年生。
ある日父親の突然の再婚で社会人の兄、同い年の姉、小一の妹ができることに。
一気に大家族になり、これから大変だろうけど頑張っていこうと思っていた矢先、
海外赴任の話が消えてなかった父親が黙って夫婦水入らずで海外に行った為に、
出会ったばかりの兄妹5人で逞しく生きていくことになるという設定のファミリードラマです。
姐御肌な遥巳といつもマイペースでお人好しな遥斗。
天然でアホな兄の克也、人見知りの妹な瑞穂、そして人前では猫を被る姉の千紘。
それぞれのキャラクターがしっかり立ってて、趣味も性格も良く判る話の作り方がされており、
もうこの時点で面白さが保証されているようなものです。
猫を被っていた千紘がマイペースな遥斗に初っ端から正体バレちゃった展開も、
そんな千紘が格ゲー大好きな女の子だったりとギャップがあって面白いんですよね。
それでいて、ストレスで瑞穂が倒れた時のエピソードでは猫を被っていると言っても、
根が家族思いの女の子であることが伝わってきて可愛さも良く判るんですよね。
1巻ということでまだまだ序盤ながらファミリードラマとして充分な滑り出しを見せてくれたし、
遥斗と千紘が同じ高校で同じクラスで更に部活も同じになりそうということで、
遥斗の幼馴染みである根津先輩(巨乳)も交えた学園ラブコメの要素も見えてきてるし、
これからますます面白くなっていきそうです。
ファミリードラマが好きな人なら是非手にとって欲しいですね。
それと詳しくは言いませんがカバー下は読み終わってから捲ることをお勧めします。(笑
おおー、フランさんも「このこここのこ」を購読してらっしゃいましたか! 流石にお目が高い。まだ二巻の発売は先の話ですが、雑誌で見ていると早く出版されないモノかと焦れてしまいますね。
「このこここのこ」がお好きなフランさんなら恐らく「四稲家の人々(月刊少年マガジン連載)」も同様にお好きになれるのではと思います。凄いベタな展開なのですが、作家さんの手腕でここまで違うモノかと感動する点は、この「このこここのこ」と同様! そしてREXは「かみあり」も早く二巻が刊行されてくれないかなーと待望しておりますが、密かにREX、ほのぼのながらも含蓄のある収まりの良い良作が増えていて、実に嬉しい限りです!(「怪異いかさま博覧亭」「精怪異聞」「かみあり」「このこここのこ」と、一迅社という出版社の雑誌で四連載もあるのは実に珍しいです)
まぁ、カバー裏は私、最初に見てしまいましたけれどねw 連載で既に見ていたので良かったですw
コメント by Mya — 2009/12/16 水曜日 @ 2:43:47