■[ラノベ]呪いの戴冠「みつばものがたり 2 呪いの少女と死の輪舞」
みつばものがたり2 呪いの少女と死の輪舞
出版社:KADOKAWA
作者名:七沢またり
作者サイト:七沢またり
絵師名:EURA
Web版:みつばものがたり
紙書籍通販:みつばものがたり 2 呪いの少女と死の輪舞
DMM電子書籍:みつばものがたり 2 呪いの少女と死の輪舞
呪詛と即死呪文を10年間溜め込んだものを人の形にしたようなもの、ミツバ・クローブ。
呪われた彼女を葬るために継母のミリアーネが奸計を巡らせたせいで戦争が勃発し、
ローゼリア王国は崩壊の一途を辿るのであった…
という訳で怒濤の展開が詰め込まれた2巻です。
戦争もあるし革命もあるよ!
ルームメイトのクローネとサンドラも活躍するよ!
そして何よりも血と呪いに彩られた展開ですよ!
ミツバは直接的に殺そうとすると呪いで死んでしまうから、
戦争の最前線に立たせて敵国に殺して貰おうというのはわかるんだけど、
そのためだけに戦争をして領土を切り取られるのはアホすぎる…!
でも、自分以外はどうでも良いと考えてるのがとても貴族っぽいですね!
国王も善人なんだけど、能力がないのが悪ですね!
為政者というのは能力が全て!
そして能力を持つクローネが躍進するのもまた戦争らしいですね。
容赦ない作戦で敵軍の騎兵を多数討ち取り、味方を上手く使ってて、
女傑っぷりが半端ないですよ!
さすが、ミツバと仲良いだけあります。
そのミツバも革命のただ中に有っても自分の立場を確保しつつ、
機を見るに敏であり、容赦ない手段で美味しいところを奪取してて、
本当にイカしますよね!
暴力の使い所をよく弁えていると思います。
ミツバが支配することでこれからローゼリアがどうなるのかはまだわかりません。
Web版も作者の七沢またりさんに第二子がお生まれになったので(おめでとうございます)、
しばらく停滞することになりそうなので…
3巻が出るのはまだまだ先だろうな、と思います。
ただ、2巻以上にハチャメチャになりそうなので、
そういった意味では楽しみです。
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