■[漫画]また明日「黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ」6巻
黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ6巻
出版社:講談社
作者名:藤田和日郎
作者twitter:藤田和日郎さん(@Ufujitakazuhiro) / Twitter
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エルシィを元同僚の姉妹と戦わせたくないメアリー女史は逃がそうとするけれど、
エルシィは自分の意志で立ち向かおうとし、プランタジネット舞踏会へと赴くことに…
屋敷の同僚メイドたちから応援されて出かけたバッキンガム宮殿では必ずしも歓迎されなかったけれど、
エルシィは自分の職務を全うするのだった…!
舞踏会で始まった戦いも、大尉さんはとてもマヌケな姿を見せてくれましたね…
ここまでも、女性を侮った男尊女卑の先入観が邪魔して、
論理的に正しい選択を取れない弊害がよく描かれてると思います。
七人の姉妹はそれを見越して女性が暗殺者に選ばれてるのかもしれませんね…
そしてエルシィと姉妹たちとの戦いなんですが、これがまた圧巻で!
回転剣術同士の戦いの見せ方が、これまた上手いんですよ!
流石は藤田和日郎! って絶賛しちゃいますね!
姉妹それぞれの個性があるんだけど、
それをエルシィは悉く撃破しちゃうんだから、そりゃ凄い。
元々が仲間だったんだから、手の内を知り尽くしているからこそっていうのもあるんでしょうね。
終わり方もとても良いものでした。
作家なのに言葉にはせず、その見せ方で匂わせるだなんて、
とても粋だなって思いました。
それにしても黒博物館シリーズはどれも名作ですけど、
今回は全6巻とちょっと長めでしたね。
それでも面白さは濃厚なままで、満足感を充分に得られましたよ。
また次の展示物でお会いしましょう。
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