■[漫画]ほぼ全ページ描き下ろしor加筆修正!「朝霧の巫女」6巻
朝霧の巫女 6 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:宇河 弘樹
出版社:少年画報社( 2009-12-28 )
定価:¥ 580
Amazon価格:¥ 580
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4785932864
ISBN-13 : 9784785932862
作者サイト:【 蛸 グ ラ フ 】
昨年末に2年振りとなる新刊が出た「朝霧の巫女」ですが、
基本的な流れは連載時と変わらないものの、
ほぼ1冊描き下ろしと言えるくらいの加筆修正&描き下ろし量で、
1冊当たりが分厚くなってきた上にまだ完結に到らないという凄まじさ。
どこかで全9巻という話を聞き及んだので残り3冊ということは後6年は終わらないということでしょうか。
うーん、長い…
物語が複雑且つ長大な期間を挟んだので6巻冒頭には判りやすい解説が入っており、
敵の首魁である素戔嗚尊の出生まで紐解いた日本神話から連綿と続く話が語られ、
素戔嗚尊の目的とその手段も明確化され、あとは対峙するのみという構図に。
お陰で連載時は朧気にしか見えてこなかった話の流れがやっと判った気がします。
そして本編では忠尋を鍵としてイザナミを迎え入れようとするスサノオ相手に、
柚子が約束という絆を持ってしっかと忠尋を連れ戻し、
そして忠尋も柚子を守る為にその目と腕を犠牲にして神を下ろし、
スサノオと戦う所は母の手を離れた男の子してましたね。
親離れした忠尋に涙が止まらないこまさんに、
実は色々とヤバそうな巫女委員の御堂さんに、
現世での友人より共に居ると誓い合った相手と添い遂げることを選んだ菊理と、
これでもかと言うほどの見所が凝縮されて衝撃の最後で締めくくった6巻でしたが、
次巻はやっぱり2年後になるんでしょうか。
ホント、長いなぁ…
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