■[漫画]戦う覚悟「石神戦記」2巻
石神戦記2巻
出版社:双葉社
作者名:古日向いろは
作者サイト:ひなたぼっこ
作者twitter:古日向いろはさん(@iroha_kohinata) / Twitter
連載サイト:石神戦記 – 古日向いろは | webアクション
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王太子を擁する王太后派と穏健な王弟派で揺れる日倭津国。
婚姻で王弟派についた瑞穂領は領主のサクの結婚式で、
王太后派に唆された部下に謀反を起こされてしまう。
サクに嫁を頼まれた弟のイサザは地下に封印されていた石の民ヤチホを蘇らせ、
夫婦になる条件で力を貸してもらい窮地を脱するのだった…
イサザとヤチホは夫婦の契約を交わしただけだというのに、
隻腕となったイサザを保護していたヤチホの石が暴走するわ、
力が流れ込んで刺客としてやってきた他の石の民を撃退するわ、
何がどうなってるのかわからないけど、ワクワクしますね。
兄嫁のミオの故郷、江波領への逃亡中も虐げられる民を見捨てず、
どうにかして助けようと行動するイサザは格好いいですよ。
無闇にヤチホの力に頼って無双するのではなく、
できるだけ人が傷付かないような策を出して、
自分が囮となる危険な策でも実行する覚悟がありますからね。
絵を描くのが好きな穏健な性格でも、
領民を愛する領主の弟であるところをしっかりと見せてくれます。
ただ、王太后派は次々と手を既に打ってきているので後手に回ってしまい、
イサザたちにとって厳しい状況になっているんだけど、
そこはヤチホの力を上手く使って挽回しようとしているんですよね。
イサザはヤチホの力を使うべき時はしっかりと使う覚悟がありますよ。
そんなイサザたちの旗頭となるべき王弟ですが…
穏健派というか平和主義というか事なかれ主義というか…w
まぁ、気持ちはわかるんですけどね。
狂ってるのは王太后だけで王太子も悪い子じゃないし。
むしろ王太后を操っていると思われる占祇官が一番怪しいんですよね…
石の民を狙った他国からのスパイというあたりな気がしますが、どうなのかなぁ…?
いくら王弟が何とか平和裏に収めようと頑張っても、
流れは最早止められない段階まで来ているので、
王弟もイサザみたいに早く覚悟を決めないと、
蟄居どころか殺されると思うので頑張って欲しいものです。
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