■[漫画]削られるS級ヒーローたち「ワンパンマン」30巻
ワンパンマン30巻
出版社:集英社
原作者名:ONE
原作者サイト:ワンパンマン
原作者twitter:ONEさん(@one_rakugaki) / Twitter
作者名:村田雄介
作者twitter:村田雄介さん(@nebu_kuro) / Twitter
連載サイト:ワンパンマン – 原作/ONE/漫画/村田雄介 | となりのヤングジャンプ
Kindle版:ワンパンマン (30)
Kindle版まとめ買い:ワンパンマン
昨日、僕らの神様が急逝されていたことが知らされました。
鳥山明デビューの1978年に生まれた私は全国の同世代と同じく鳥山明作品と共に育ちました。
何百回と読み、何十回と模写しましたけれど、私は漫画家を目指そうとはしませんでした。
でも、何百万回と読み、何十万回と模写してプロになった方々は数多くいます。
その一人がこのワンパンマンの作画担当の村田雄介さんでしょう。
僕は漫画家になりたいのではなく、鳥山先生になりたくてこの道に進んだという感覚があります。
鳥山先生のように描きたかった。…— 村田雄介 (@NEBU_KURO) March 8, 2024
この30巻でも随所に鳥山明に影響された箇所が見受けられます。
表紙カバー折り返しの作者自画像に描かれている自動車や、コケティッシュで魅力的な扉絵。
そしてバングとガロウがぶつかり合うシーンなんて、特にその影響が濃く見て取れます。
鳥山明を血肉にして成長した方の作画だからこそ、
私はこの漫画が好きなんだなぁ…、と再確認しているところです。
もちろん原作のONEさんが生み出した魅力的なキャラクターや、
そのキャラクターが紡ぎ出す物語ももちろん魅力的です。
手強い怪人協会幹部によって削られていくS級ヒーローたちにはハラハラするし、
ガロウとバングの師弟対決には手に汗を握ります。
力を使いすぎて疲弊したタツマキが黒い精子に蹂躙されているのは、
スポポビッチ的なフェチさがあって、ちょっとドキッとしましたけどね…
村田雄介さんは画力が高いため、タツマキとフブキがエッチすぎです。
まったく困ったものです。(全然困ってない笑顔
怪人協会編はあと2,3冊は続くと思います。
サイタマの活躍はこれからだ…!
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