■[ラノベ]ライ麦畑でチート三昧「商人令嬢はお金の力で無双する」2巻
商人令嬢はお金の力で無双する2巻
出版社:TOブックス
作者名:西崎ありす
作者サイト:西崎ありす
絵師名:フルーツパンチ。
絵師twitter:フルーツパンチ。さん(@pachikbl) / Twitter
連載サイト:商人令嬢はお金の力で無双する
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敏腕商社OLの前世を持つ侯爵家の血筋の父と平民(ということになっている)母の間に生まれたサラ。
両親が亡くなったことで引き取られた祖父の家で従兄たちに殺されそうになったので、
領地にいるもう一人の伯父の元で養育されることになったんだけど。
そこであっという間に頭角を現してしまうのだった…
麦の一大産地で麦角菌が見付かったことで自重しなくなったサラだけど、
前世の知識に加えて魔法もある上に、そこに更に妖精チートでとんでもないことになってますよ。
とはいえ、それくらいないと難しいくらいのことをやらかしていますね。
話のテンポが良いのは喜ばしいけど、凄すぎるチートに周囲の人間だけじゃなくて読者の私も苦笑いです。
しかし、他国からの干渉を既に受けている状態が発覚した現状を見ると、
後手後手に回っている所から巻き返そうと思ったら、
これくらいのチートはやっぱり必要ですよね…
というか、ロバート伯父様や侯爵閣下もまだまだ視野が狭いというか…
多国間を飛び回っていた前世を持つサラだからこそ気付けたのかもしれません。
そして隣国であるロイセンの裏事情が読者に唐突に開示されましたけど、
レベッカ嬢に言い寄ったアドルフ王子のクズすぎるエピソードには反吐が出そうでしたね。
第三王子夫婦が可哀想だけど、それもこれも子供の教育を間違ったロイセン王のせいでしょう。
子育てに失敗して苦労するパターンはグランチェスターもそうだけど、
アダムたちはまだギリギリ大丈夫なラインですからね。
その負担はかなりの割合でサラにのし掛かることになるので、
頑張って頂きたいところです。
それにしてもサラが成長した姿のソフィアはわりと反則ですよね…
幼い少女は大人に変身する願望があるとは言いますが、
時を操る妖精さんとか本当にチートすぎると思いました。
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