■[ラノベ]恐るべし隠れ巨乳「化物語」下
化物語(下) (講談社BOX)
著者/訳者:西尾 維新
出版社:講談社( 2006-12-04 )
定価:¥ 1,575
単行本(ソフトカバー)
ISBN-10 : 4062836076
ISBN-13 : 9784062836074
「禁書目録」の上条当麻もびっくりのフラグ立て男・阿良々木暦
誰にでも優しく、そしてそれ故に残酷な阿良々木くん。
今回はそこに焦点が当たった怪異に纏わる物語であり、
そして一応の完結編。
内気な中学生で妹の昔の友人の千石撫子が怪異に襲われた「なでこスネイク」
委員長の中の委員長、羽川翼が再び怪異に襲われる「つばさキャット」
主人公の彼女であるはずの戦場ヶ原が一番登場頻度が低いけど、
羽川の潜在的肉体的エロさと神原の明け透けなエロさが大放出で、
講談社BOXのお堅そうなイメージを粉微塵にしてくれる最高のエンターテイメント作品です。
妹的存在で内気なのに主人公には心を開いて、
更に6年間思い続けるだなんて凶悪な可愛さを持つ千石も良いけど、
やはり隠れ巨乳にして内に秘めた恋心のエネルギーが半端無い羽川も良いです。
でも一番はやはり迂遠なようで直球な戦場ヶ原に軍配が上がるというか。
あぁ、でもどのヒロインも捨てがたいんだよなぁ。
これがエロゲなら全キャラコンプリートしてるとこだぞ、ちくしょう。
いやー、兎に角面白い作品でした。
挿絵がほとんどない為、読み手の想像力でカバーする所が多い作品ですが、
それだけに楽しめたという点もあったと思います。
まぁ、それとは別にアニメ化は素直に期待ですよ。
今まで読み手が想像してたのと違った視点で作り上げてくれることでしょう。
できればコミカライズをしてくれるともっと嬉しいんですけどね。
雑誌的には週マガが妥当かな、とも思うのですがどうか。
それはそれとして「虹色町の奇跡」ネタをこんな所で見ることになるとは。
高校時代ハマったよ、これ…
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