■[ラノベ]へんたいばかっぷるがいる!「多摩湖さんと黄鶏くん」
多摩湖さんと黄鶏(かしわ)くん (電撃文庫)
著者/訳者:入間 人間
出版社:アスキーメディアワークス( 2010-07-10 )
文庫 ( 244 ページ )
絵師サイト:Left side
へ、へんたいだー!
という訳で入間人間の新シリーズは変態バカップルがひたすらイチャイチャする作品です!
みーくんまーちゃんのイラストレーターの左さんとの引き続きのタッグなのですが、
作品内容はかなり楽天的で事件も一切起こらずに基本的に登場するのも多摩湖さんと黄鶏くんの二人だけ。
稀にお互いの両親が出ますが、比率で言ったらバカップル登場頻度は99.9%ってとこですね!
それに合わせて左さんのイラストも陽気な雰囲気にシフトされています。
年上なんだけど下級生な頭がちょっと緩い感じの多摩湖さんが、
毎回変なオリジナル変態カードゲームを徹夜で作り上げて、
どんどん黄鶏くんが調教されて変態的言動をアップしていくという、
バカップルも真っ青なたいへんにへんたいなストーリーなのです。
いやん。
キスどころか手を繋いだこともない二人なのに、
脱衣ポーカーで下着を見たり、キスババ抜きで眼球を舐めたり、
腋フェチに目覚めたり、1~12歳の頃のお互いの写真を見詰めて涎を垂らしたり、
こいこいでお互いに変態的な言動を繰り広げたりと、
どこまでもへんたいでたのしいです。
病的なまでにお互いが好き有っているとかは、
比較的みーくんまーちゃんに近い感じはしますが、ギリギリ健全な部類だと思います。
ちなみに時間軸と舞台は「電波女と青春男」と被っていますが、
読んでるとちょっとお得、なくらいなので初見の人でも充分楽しめるかと思います。
みんなも、ぜひよんでみよう!
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