■[雑記]雪辱のvs荒谷戦!「ベイビーステップ」13巻
ベイビーステップ(13) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2010-07-16 )
コミック ( 192 ページ )
”プロになる”というエーちゃんの目標の第一ステップ、神奈川県ジュニアの決勝戦。
相手はかつて惜敗したパワーとスピードで攻めてくる荒谷寛。
身体を強化し、フロリダで戦術を学び、青井コーチにサーブを学び、
一回り成長したエーちゃんは果たして荒谷相手に勝つことが出来るのか…?
実力的に上回った宮川戦とは違い、今度は実力が拮抗する相手ということで、
かなり苦戦することになるのは予想できたんですが、想像以上に強いですね、荒谷。
かつてのエーちゃんとの対戦のお陰で成長しちゃったせいでかなりの難敵になってて、
手に汗握る試合展開になってます。
そんな難敵相手にかつての戦術がどれほど通用するか検証しつつ、
サウスポー相手の違和感に気付き、戦術を考え実行し、
躓いたら安全策を積み重ねてリカバリーを計りながらも、
攻略する手順を考えていくエーちゃんは「思考し、試行する」キャラとして、
非常に魅力的なんですよね。
余りいないタイプの主人公なんだけど、好きなんですよねー
成長を感じられる主人公って今では貴重だと思います。
ちなみに荒谷戦の前の、なっちゃんとの練習試合も収録されているんですが、
なっちゃんの「考えるな、感じろ」なスタイルに翻弄されるエーちゃんもまた面白いです。
巻末描き下ろしの4コマ2本もなっちゃんの天真爛漫さと、
仄かに香ってくるラブコメ臭に笑わされました。(笑
本誌でもまだ決着が付いてないだけに続きが楽しみですねー
勝って欲しいんだけど、負ける可能性も否定できないだけに緊張してしまいます。
うーん、どうなるんだろう…
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