本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!

:: 2010/7/31 土曜日::

■[漫画]意外と真剣にひぐらしやってる「ひぐらしの哭く頃に 雀 燕返し編」上

ひぐらしの哭く頃に 雀 燕返し編 (上) (近代麻雀コミックス)
著者/訳者:竜騎士07 山田J太
出版社:竹書房( 2010-07-27 )
コミック ( ページ )
原作者サイト:07th Expansion
作者サイト:NATURAL HIGHS
作者twitter:山田J太 (jtanchi) on Twitter

「ひぐらしの哭く頃に 雀」はアーケード版もPSP版もプレイしたことがないので、
恥ずかしながらそのストーリーというのを把握してなくてですね。
てっきりデイブレみたいなifストーリー的なハチャメチャ具合を想像してたんですが、
少なくとも「ひぐらしの哭く頃に 雀 燕返し編」に限っては、
麻雀というアイテムを使用した紛う事なき「ひぐらし」でした。

近代麻雀という、今まで萌え系メディアミックス作品とは無縁な雑誌で、
しかも山田J太という実力と実績のある作家さんを起用してのこのコミカライズは、
麻雀の面白さと疑心暗鬼を生み出す暗黒面を巧みに描き出しながら、
ひぐらしのキャラの個性と恐怖の演出を余すことなく伝えきる出来になっています。

昭和50年代という過去のド田舎だから当然のように自動卓なんか無いわけで、
そうすると手積みだからこそのイカサマが出てくるし、
雛見沢での「部活」で麻雀というのはそういった意味でも充分あり得る選択肢なんですよね。
しかも麻雀で勝てない圭一が疑心暗鬼に陥り雛見沢症候群を発症していく、
という展開を見ていると、ひぐらしシリーズで麻雀をやるのは最早必然だったように感じられます。

それにしてもそういった面白さがあることはかなり以外だったけど、
結果的に面白いので大変満足なんですが…
あとがきにあるようにご褒美的な萌えエロなのがないというのは、
ちょっとというかかなり残念なのは否定できません…
下巻での本編…、では無理そうだから口絵カラーとあとがきに期待…!(笑

関連エントリー


ひぐらしの哭く頃に 雀 燕返し編 下 (近代麻雀コミックス)著者/訳者:山田J太出版社:竹書房( 2011-02-26…

DAIさん伝説第41回「DAIさんにはよくある事」

※この漫画は90%のノンフィクションと10%のフィクションで出来ています。 ※登場キャラの性別と年齢はフィクションです…

忍者と殺し屋のふたりぐらし3巻 出版社:KADOKAWA 作者名:ハンバーガー 作者サイト:Hundred Burge…

彼女のひとりぐらし 1 (バーズコミックスデラックス)著者/訳者:玉置 勉強出版社:幻冬舎コミックス( 2010-07…

■マガポケ 陸奥圓明流異界伝 修羅の紋 陸奥が異世界転生俺TUEEEしてる… 剣と魔法のファンタジーでも低重力じゃなくて…


 Comments (0)

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL

Leave a comment

HTML convert time: 0.500 sec. Powered by WordPress