■[漫画]何があっても全力で諦めない!「弱虫ペダル」14巻
弱虫ペダル 14 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2010-10-08 )
コミック ( ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
この1年間に6冊、平均するとなんと2ヶ月に1冊という驚異的な刊行ペースですが、
渡辺航先生はこれに更に「まじもじるるも」も1年間に2冊出してるんですよね。
それだけでも凄いのに、この14巻では驚きのレポートがあるんですよ!
何と連載を止めずにツール・ド・フランスに行ってるんですよ! 海外ですよ海外!
渡辺航先生のバイタリティには本当に頭が下がる思いです…
そしてこの14巻ですが表紙になっているように、坂道が熱い!
愚直なほどに真っ直ぐで、馬鹿が付くほど真面目で、呆れるくらいに真剣!
正に主人公、正にスポーツ少年漫画の王道と言わんばかりに熱いんですよ!
2日目に金城から与えられたミッションは「全員を率いて先頭に合流する」こと。
しかし巻島しか知らなかった田所さんの不調はレースが始まっても回復することなく、
初っ端から出遅れ、更にはどんどん抜かされて焦りが更に体を悪循環に陥らせ、
何度も挫折を繰り返しながら立ち上がってきたあの田所さんですら心が折れそうな時に、
わざわざ逆走してまで牽引する為に坂道が迎えに来た瞬間には感動しましたね!
坂道なら…、坂道ならきっと来てくれるって思ってたよ!
巻島が語るように、坂道の瞳はもの凄く語ってくるんですよ。
12巻で追いついた坂道に金城から投げかけられる問いに答えた時の瞳とか、
断固とした決意が秘められた瞳を見てしまうと信じてみたくなるんですよ。
「あぁ、こいつならやってくれる」って!
実際、田所さんを引っ張って更には100人抜きをした時に生み出したヒメ走法(?)で、
非オタの田所さんまで歌わせることによっていリズムをとって加速していくのには、
正直その馬鹿みたいな真剣さには笑ってしまいましたが、
そういった所も含めて坂道なんですよね。
いやー、本当に素晴らしい。
まだ本誌連載の方でも合流していない坂道ですが、この分なら間違いなく追いつきますよー
坂道は追いかける時が本領の走りを見せますからね!
田所さんも徐々に復調してきたことだし総北の活躍はまだまだこれからですよ!
いやー、本当に面白いでー
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