■[ラノベ]羽川翼の失恋「猫物語(白)」
猫物語 (白) (講談社BOX)
著者/訳者:西尾 維新
出版社:講談社( 2010-10-27 )
単行本(ソフトカバー) ( 308 ページ )
絵師サイト:青 春 電 繪 物 語 – 無名小站
○○が可愛すぎて生きるのが辛い。
そんな慣用句(?)が使われ始めて久しいですが、
恥ずかしながらワタクシいくら何でもそんなことないだろうと高を括っていたのですが…、
すみません、今メチャクチャ羽川が可愛すぎて生きるのが辛いです…!
もうね、他の漫画とかラノベを読んでも気が付いたら羽川のことばかり考えてるの。
羽川と戦場ヶ原が一緒にシャワーを浴びて洗いっこしてる所とかどんなのかなー、とか、
羽川が100均で買ったスエット姿ってどんなのだったのかなー、とか、
そんな益体のないことを悶々と考えてしまうのは序の口で、
羽川が人間的に成長…、もとい人間に成ることに対する複雑な思いを抱いたり、
ラストで子供のように泣いてしまう羽川を想像するだけで涙が出てきちゃうんですよ。
ホントどうしよう。
傷物語から続いてきた羽川の一連の物語もここで区切りが付いたんだな、
これで羽川は一人の人間として前に進めるんだな、という感慨を抱きつつも、
羽川の物語はこれでもう終わっちゃうのかな、と思うと寂しさが半端無く胸に押し寄せてくるんですよ。
叶うならば羽川のことをもっと知りたいし、付き合っていきたい。
でも、もうそれも叶わないかも知れないんだよなぁ…
今回の物語は羽川視点で語られる羽川が一人称だっただけに、
全体を通して読むと、あぁ、本当に羽川が阿良々木くんのことが好きなんだなぁ…
ということが良く判り、また、羽川が何を考えているのかも感じられて、
胸がいっぱいになるくらいの感動が…
あぁ、この胸のうちをどうやって表現すれば良いのか私の知識では判らないよ!
本当に羽川が羽川で羽川だから羽川なんですよ!
あぁ…、羽川が可愛すぎて生きるのが辛い…
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