■[漫画]傾いてしまった恋のシーソーゲーム「イエスタデイをうたって」7巻
イエスタデイをうたって 7 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:冬目 景
出版社:集英社( 2010-11-19 )
コミック ( 218 ページ )
昨年出たのは短編集だったので続きとしては実に2年ぶり。
1巻が出てから実に11年が経過しているスローライフ的恋愛ストーリー
「イエスタデイをうたって」の恋模様に動きが遂に生じました…!
いやー、今まで元カノや元クラスメイトと色々と出てきて揺さぶられてきたけど、
ここまで確定的な動きがあったのは初めてですよ…
写真を仕事に選び、遅まきながら動き始めたリクオと、
クリスマスのこともあり、徐々に距離を縮めていった榀子に対して、
ハルの方はリクオの就職で会う機会がめっきり減ってしまい、
何とか会おうとしてももどかしく、雨宮さんのアプローチもあり、
中々に前途多難で…
いやー、もうね、私はね…、ハル派なんですよ…!
俺妹における麻奈実といい、何で私が好きな子はこんなに不遇なんだろう…
長い付き合いながら初めてリクオの部屋に入って目を輝かすハルや、
空き巣に狙われて怖くなって真っ先にリクオに助けを求めるハルが愛しいんだよなぁ。
まぁ、リクオの気持ちも判るんですよ…
ずっと好きだった榀子と気持ちが通じ合って前進しだした喜びと、
ハルの笑顔への後ろめたさが同時にやってきて踏ん切りが付かない気持ち。
榀子も家族同然の付き合いの浪くんには言い出せないでいたりと、
お人好しで優柔不断な恋模様がもどかしくもたまらなく面白いんですよね。
しかし本当にこれからどうなるんだろう…
ハルがtrue tearsの乃絵みたいになるのは勘弁願いたいなぁ…
ハルには幸せになって欲しいけど、そうなると榀子が…
誰もが納得できる着地点がないのが三角関係ラブコメであり、
その面白さが魅力だとは判ってはいても悶々としますね。
あぁ…、ホントどうなるんだろう…
ちなみにポストカードブック付き特装版は本屋で見付からなかったのでAmazon待ちです。
結構高いのにみんな買うもんだなぁ。
流石は冬目景ファンは鍛えられてるな。(笑
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