■[漫画]里見英樹さんのデザインセンスが光る「日常」3巻
日常 (3) (角川コミックス・エース 181-3)
著者/訳者:あらゐ けいいち
出版社:角川グループパブリッシング( 2008-07-26 )
定価:¥ 567
コミック
ISBN-10 : 4047150894
ISBN-13 : 9784047150898
作者サイト:kumomadori
帯に書いてある「√日常」というキャッチコピーが凄いです。
これは2乗すれば日常になる、つまり2回読んだら漫画の本質が判る、
ということを言っているのか、概念的に2乗すれば現実の日常に追いつくのか。
それともルート日常を読み、日常へと至る道というメッセージが込められているのか。
いやー、流石はよつばスタジオの里見社長が考えただけに中々に深いキャッチコピーだなぁ。
単に語呂だけで選んだのかも知れないけど。(ぉ
という訳で少年エースとその他諸々で展開している「日常」も3巻目。
何度読んでもよく判らない漫画ですが、よく判らないトコで見かけます。
エースアサルトとかならまだ判るんですが、「VirtualWalker」とか何の雑誌やねん!
とツッコミ入れたくなるようなトコにも載ってるので油断できません。
ちなみに「VirtualWalker」にはゲームセンターあらしも載ってました。
ホントによく判らない。
漫画の内容もよく判らないんですが、よく判らない面白さがあります。
ゆっことかみおちゃんとか、女子高生の日常を描いた作品なんだけど、
みおちゃんが腐女子原稿を警察に見られてチョップをかまして撃沈させたり、
その原稿を見てゆっこが小宇宙を感じたのを関節技を極めて轟沈させたり、
みおちゃんの焼きそば買ってきてというお願いを聞き間違えて、
焼き鯖買ってきて喧嘩が始まったりと、よく判らない展開です。
自分でも書いててこれが本当に漫画なのかと思うような内容です。
ちなみに私が好きなのはロボットのなのちゃんとはかせです。
はかせが可愛いんですよねー、無邪気というか何というか。
いや、ロリ的な意味ではなくてですね?
それと表紙ですが、カバーを取ったら当然のようにオマケがあります。
しかし一番の見所は帯を取ったらタケノコが大繁殖してる所と、
裏表紙折り返しに表紙の数瞬後が描かれている所です。
ちなみにタケノコ自体は本編でもチョロっと書かれている内容なんですよね。
芸が細かいというか何というか。
帯の太さも丁度タケノコが隠れるくらいだし、ホント芸が細かいぜ…
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