■[ラノベ]隣人部じゃなくて恋人部なのでは…「僕は友達が少ない」5巻
僕は友達が少ない (5) (MF文庫J)
著者/訳者:平坂 読
出版社:メディアファクトリー( 2010-11-20 )
文庫 ( 261 ページ )
作者サイト:平坂読web yellow spring
作者twitter:平坂読 (hirasakayomi) on Twitter
絵師サイト:ブリキの砦
2ヶ月ほど前にハマったはがないの5巻がもう出ちゃった訳なんですが、
やはり前回から変わらずぶっ飛んだ内容と展開が盛り沢山で、
それがまた最高に楽しくて楽しくて読んでて止まりませんでした。
前回、小鷹の父から聞かされた爆弾は現状では爆発の予兆を見せないまま、
星奈は「小鳩を妹にしたい」という台詞だけ聞くと小鷹との結婚願望があることを垂れ流し、
小鳩本人には嫌われながらも執拗に愛している訳なんですが、
今回はその愛の形の一つとして、小鳩を遊園地に誘ってみたら、
あれよあれよと隣人部全員で行くことに。
そこでの展開はある意味予想通りでこれがまた凄かったですね。
絶叫マシンに乗ったことない面子に日本屈指の絶叫マシンを体験させたらどうなるか。
ブリキさんのイラストとフォント弄りの文章を組み合わせて、
何度も読み返してしまうほどの面白さが詰め込まれてて本当に最高でした。
夜空と星奈の悲鳴を上げる時に小鷹のことを叫んでる所にはニヤニヤせざるを得ない!
このシーンだけに限らず、ブリキさんのイラストはホント良い仕事されるんですよね。
キャラを立てる記号として重要な髪型を容赦なく変えることが多い、
隣人部のヒロイン勢を判別しやすく描くだけでなく、
文章とのシンクロ感と言いましょうか、ノリが素晴らしいのです。
特に今回衝撃的だった幸村のアレなシーンを描いたのは最高の一言ですよ。
ヒャホー! ブリキさん最高ー!
しっかし理科が予想以上に小鷹ラブだったんだなー
小鷹に意識して欲しくて髪型を変えまくりな理科が困ったことに可愛いんですよね。
本人が言うように理科の攻略はチョロいと思うので、
冬コミあたりにそこら辺を濃厚に描いた薄い本を探すのもアリかなー、なんて思ったりも。
そんな脇ヒロインに出番を取られまくりで恋の手段が空回り中の夜空ですが、
小鷹によってラストでまたもや爆弾が炸裂したことで果たしてどうなるのか。
5巻が出たばかりですが続刊が楽しみです。
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