■[ラノベ]アンドレ先輩キモいです「お釈迦様もみてる 紅か白か」
お釈迦様もみてる―紅か白か (コバルト文庫 (こ7-58))
著者/訳者:今野 緒雪
出版社:集英社( 2008-08-01 )
定価:¥ 460
文庫
ISBN-10 : 4086011921
ISBN-13 : 9784086011921
マリみて二次創作全盛期、この手のタイトルの同人誌は多く見掛けましたが、
まさか原作サイドが書く機会が訪れるとは思いもしませんでした。
しかも「紅か白か」とサブタイトル付いてるしシリーズ化する気が満々。
実際あとがきでは今野先生はノリノリという…
「マリみて」のスピンオフ作品でこれは祐巳の同学年の弟、ユキチこと祐麒が主人公。
祐麒が花寺の高等部にエスカレーター式に進学した時の話で、
リリアンのスール制度みたいな烏帽子制度とか諸々があったりする凄い世界を舞台に、
祐麒が色々と頑張るお話。
祐麒が色々とイジメられるにハァハァする人にとっては最高じゃないでしょうか。
ちょっとだけ出てきた祐巳がお姉ちゃんしててマリみてファン的にはそれで満足。
しかし凄い男子校もあったもんだよなぁ、としみじみと思いますよ。(笑
それともコバルト的にはこれくらい普通なんだろうか。
乙女の世界恐るべし。
それにしてもアンドレ先輩が色々な意味で凄いっすわ。
柏木さんを光の君と呼ぶことから始まって、光の君が侮辱されたら竹刀で殴りかかり、
全ては光の君の為に! という行動指針からしてすげぇ。
どう考えてもホモ! と801ちゃんじゃなくても確信するね、これは。
しかし男性読者には少々ハードルが高い作品だと思います。
いや、まぁ、そもそもコバルトの時点で覚悟しないといけないのですが…
HINAKAです。
フラン様
コメントさせていただくのは、お久しぶり?ですネ。
「男性読者には、少々ハードルが高い」ということは、敢えて言います、「マリみて」男性読者には当てはまらないとッ!(ギレン総帥口調で!!)
作者も後書きで時々触れているように、そしてTVアニメ化以来、コバルト読者以外の多くの女性達から、大きい男の子のお友達小説思われている「マリみて」。
何と後書きによると、40代の男性読者からも、お手紙が来るとか……。と言いつつ、これをコメントしている本人も全巻読破中なので、何も言えません!
でも、心なしかやはり「リリアン女子校」に比べるとパンチが弱いというか、そもそもミッション系の学校というのは、恐らくほとんどの日本人にとって、未知の世界。そのまま、ファンタジー・ワールドで、そう書かれていればそうなのかと納得しますが、これが仏教となると身近過ぎて……例えば、祭壇に「南無阿弥陀仏」と、掲げられていれば「ああぁ~、この学校は浄土宗系か……」と、簡単に思ってしまいます。
ですが、これが「教歌書」となるとたぶん「?」だと思います。仏像だって……という具合に、ちょっと現実感が変わるんじゃないでしょうか?で、烏帽子親子!?
正直、この設定はかなり難しいと、思います。
こう言っちゃァ何ですが、無国籍外国ドラマなら許されても、現実の「アメリカ」や「中国」を舞台にすると、大変だという事です。作者が、その点に自信があれば、良いのですが……。
という訳で、今までの強気の裕麒君が好きだった者としては、少々今回の裕麒君は、弱々し過ぎると感じる次第です。
また長々と、お邪魔しました。
コメント by HINAKA — 2008/8/4 月曜日 @ 15:34:18
「お釈迦様もみてる」感想♪(^o^)
世間ではダミ声のローゼン閣下が主役の一日でしたが、
私もいよいよ短期バイトの研修が明後日、そして本番が
来週火曜日30日からなので、1000円カット行ったりと
こまごましたコト…
トラックバック by 空想野郎の孤独語り — 2008/9/24 水曜日 @ 23:30:12