■[漫画]戦国時代の世直し姉弟「戦国妖狐」1巻
戦国妖狐(1) (BLADE COMICS)
著者/訳者:水上悟志
出版社:マッグガーデン( 2008-08-09 )
定価:¥ 590
コミック
ISBN-10 : 4861275229
ISBN-13 : 9784861275227
作者サイト:続・みずかみ小屋
幼い姿の妖狐のたまと若き仙道の迅火の義姉弟。
16世紀の半ば、室町時代の末期の戦国時代に移ろうという時代に、
人間嫌いの迅火と人間が好きなたまの対照的な二人の世直しの旅を描いた作品です。
青年、オタク向けのOURsやまんがタイムきららフォワードで連作してきた作者が、
初めて少年向けの雑誌で連載を始めたのがこの作品。
戦国時代を舞台としていますが、基本的に人外の闇(かたわら)の力が振るわれる、
どちらかというとファンタジーな内容です。
二人の旅にひょんなことから同行というか追いかけることになった農民出の侍、真助。
そして退魔組織の断怪衆とそれに追われる改造手術を受けた少女の灼岩。
二人を加えて四人になった一行が思惑はそれぞれに断怪衆と敵対することになったのが、
1巻での主な内容です。
人の命とか差別とか、中々に深いテーマも内包していますが、
基本的に少年誌向けにコメディも忘れずに展開しているので楽しく読めます。
何というか水上悟志先生らしい、度肝を抜く展開が仕込まれているんですよね。
特に迅火VS城には比喩抜きで噴きましたよ。(笑
しかし残念なのは読み切りで載った迅火とたまの出会いの話が掲載されてないんですよね。
てっきり掲載されると思ってただけに残念…
最近のコメント