■[漫画]ゴール前、限界ギリギリ白熱の三つ巴戦!「弱虫ペダル」17巻
弱虫ペダル 17 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2011-05-06 )
コミック ( ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
震える…! 心が震えまくる…!
王者・箱学と挑戦者:京伏に絶対にあきらめない男たち・総北が追いつく展開は本当に熱い!
諦めずにただただ愚直にひたむきに頑張り、遂には成し遂げるという偉業は、
私の感動の琴線に触れ、目から熱い汗を迸らせてくれるんですよ!
チクショウ、やっぱり総北は最高だ…!
勿論、総北だけでなく箱学も京伏といったトップ争いをする面子も凄い!
特に箱学は見えない信頼関係で揺るがぬ王者っぷりを見せつけ、
全力を持って総北を引き離しに掛かる姿は敵ながら天晴れ!
そしてその陰で牙を研いで容赦なく勝利の二文字に食らいつかんとする京伏も、
ある意味清々しくもあります。
特に京伏の御堂筋はホントある意味凄いと思うんですよね。
勝利の為ならありとあらゆる策を巡らし、それでいて策が役に立たないと思ったら即座に破棄。
一見非道な、容赦の無い篩い落としを躊躇うことなく行いながら、
己にも限界以上に身体に鞭を打ち、常軌を逸するような軌道でゴールを目指すその姿には、
正直ちょっと感動させられましたよ。
確かに少年スポーツ漫画としては総北と箱学が最高なんですけど、
邪道を極める御堂筋と、その下で道は違えども利用されていると理解していても、
それでも勝利を目指す気持ちは一緒だと我慢の走りを見せる石垣さんもカッコイイんだよなぁ…
いやー、本当に素晴らしく熱い少年スポーツ漫画ですよ。
17巻と長くなってきましたが、是非是非未読の人にも読んで欲しい作品です。
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