■[漫画]恋は異なもの味なもの「おひとり様物語」3巻
おひとり様物語 (3) (ワイドKC キス)
著者/訳者:谷川 史子
出版社:講談社( 2011-05-13 )
コミック ( 146 ページ )
私は男兄弟で育ったせいで少女漫画というものが幼少期に周りになくて、
初めてまともに読んだ少女漫画がレイアースという次第でして、極端に少女漫画耐性が低いのです。
そういう訳で女性がハーレム漫画を読んで「こんな女の子いるわけないよw」と思う程度には、
少女漫画のイケメンに対して拒否反応が起こるわけで、どうしても少女漫画に食指が伸びないんですよねー
チョイ悪なイケメン君に言い寄られて堅物な彼女がメロメロに…
という展開を読んだら床に叩きつけたくなる程度には拒否反応が起こります。
そんな私でも全然OKな「男性でも読める少女漫画」を描くことで有名な谷川史子さんですが、
まさか男性を主人公に「おひとり様物語」を描くとは思いもよりませんでした。
うーん、もしかして思っている以上に男性読者がいるということなのでしょうか。
いやまぁ、実際読んでる人結構いるっぽいしなぁ。
個人的には一番初めの33才の三ノ輪さんが年齢的に近いということもありぐっと来たなぁ。
一回りも下の彼女持ちの男の子にいつの間にか恋しちゃってるのが良い。
年の差とか、アラサーなのに中学生みたいな恋だとか、自分でキモいと思ってる事とか、
そういったトコひっくるめて何か良いんですよね。
あー、私もモテたいことはモテたいけど、それよりもずっと恋したいなぁ。
恋するってのは大変だけど、凄いんだよね、うん。
他にも恋だったり、母子家庭で一人暮らしを始めようとする女性だったり、
色んなおひとり様が居て、共感できたりしんみりしたり、色々と感じることが出来るものばかりです。
気のせいか編集業の人が多いような気がしますが、そこら辺はご愛敬といいましょうか。(笑
いやはやそれにしましても…
私もそろそろおひとり様を卒業したい気もする今日この頃ですが、まだまだ無理っぽいです。
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